クルマは暑さにどのくらい耐えられるか?

連日暑い! クルマのドアを開けた時の不快感ハンパないです! こんなに暑い日が続いてクルマは壊れないのだろうか? 結論から書くと「基本的に壊れない」です。クルマを開発するときの試験条件は驚くほど厳しい。実際のところ何度まで試験しているのか公表されていないものの、地球上で観測された高温になら耐えるという。50度なら余裕でしょう。

ちなみにニンゲンは50度に耐えられない。正確に書けば短い時間ならさらに高い温度でも耐えられるけれど、45度に数時間出くわすと脳のたんぱく質が変質するという(発汗作用の強弱や湿度によっても異なる)。クルマは50度で連続運転したって問題無し。というのもエンジン冷やすのは100度程度の水。気温50度で50度の差がある。これでオーバーヒートしない。

インテリアはガラスのグレードによって違う。古いクルマはUVカットじゃないため直射日光に当たるとボロボロになってしまう。日本車も初代セルシオ以降(それまでは皆無)、UVカットガラスを使うクルマが多くなった。自分のクルマのガラスを見て「UV」という記載あれば、炎天下に置いてあってもインテリアのダメージは少ないと考えて良いだろう。

改めて書くまでも無くエアコン止まった車内は軽く50度を超える。人間が生存出来る温度じゃありません。もし炎天下に止まった車両の中に子供居たら緊急対応必要。すぐに110番か119番に通報し、対応策を相談して欲しい。ガラスを割るよう指示されたら躊躇無く実行しよう。前後のガラスは割れない。子供から1番遠いサイドガラスを割ってください。

ハンガリーで行われているF1はフェルスタッペンがポールポジション! フィンランドのWRCも土曜日終わってトヨタが1位と3位に付けている! どちらも表彰台の真ん中なら幸せですね~。

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