コペンのエアバッグが段差で誤爆! こら酷いですね!(14日)

掲示板で「コペンのエアバッグが走行中に開いています」という書き込みがあったのでチェックしてみたら、本当だった。下にリンクしてみたので御覧ください。車両がどんな状況なのか解らないけれど、速度といい、大きくは見えない段差といい、エアバッグ展開するような条件と思えないですね。そもそも危険だ! 動画の音声に「いてぇ!」という声は入ってるけど、ケガします。

エアバッグ、一般的に「サッカーでシュートされたボールを顔面で受け止めるような衝撃」と言われる。エアバッグ展開のトリガーになったのは下の段差。右からゆっくり走ってきて降りた瞬間に「ドガン!」。ローダウンしていたそうだが、車検をクリアしていたというから法規的な問題無し。空気圧1.7kgと若干低めながら、このくらいならどのメーカーも想定していると思う。

写真/ツイッターより

エアバッグが展開する「要件」は一般的に2つ以上のセンサーから衝突したというシグナルをキャッチし、総合的に判定するようになっている。もちろん床下にもセンサーが付いてます。本来なら床下のセンサーだけでエアバッグ開くようなことは絶対にアカンです。高速走行中に誤爆したらクルマをコントロールすることなど出来ない。エアバック開発の黎明期から誤爆=最低です。

付き合いあるメーカーであれば技術者に問い合わせ、どんな状況になっているか(例えばこの車両だけの問題かどうか等々)調べられるけれどダイハツは知り合いが居ない。この手の事案、正面から取材したって本当の状況など教えてくれませんから。これまで自動車メーカーは善意が基本だと思ってきたものの、スズキとダイハツは何をやってるのか全く解らないです。

エアバッグの誤爆は信じられないほど酷い事象だと思う。だからこそ絶対に誤爆しちゃならない戦闘機の緊急脱出シートの技術を導入したのだった。コペンの誤爆、他にも出ているというなら即刻リコールしなければダメ。国交省はこの件を知らないのだろうか? 知っていて放置しているなら大問題です。現行コペンに乗っている方は危険無いか問い合わせるべき。

また、今まで誤爆があったのなら、必ずケガ人出ている。ユーザーにとって何の影響も無い日産やスバルの不正問題とレベルが三つくらい違う悪質なリコール隠しです。

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