ツマらんF1

今にも降りそうな天気を見上げつつホテルからタクシーで上海サーキットへ向かう。走りだして10分くらいで本格的な雨。最近F1に行く度に雨です。サーキットに近づくとダフ屋たくさ〜んたくさ〜ん。チケット、大量に売れ残っているらしい。運ちゃんが「ここだ」と言って降ろされた場所は、全く見当違いでした。横殴りの雨の中、たっぷり歩く。

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こんなダフ屋がたくさん居ます

途中、大量動員された学生さんの列に何度も出会う。買えば2万円くらいするヘアピン入り口側のシート(私の席は最後のヘアピンの立ち上がり側で1560元/約2万3000円)に入って行きます。高校生にF1を見せるという政策はなかなか面白いと思う。逆に動員しないとが〜らがらになってしまう状況だということです。

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レースの運営も「公安」が行っており、楽しい雰囲気は皆無に近い

嬉しいことにちょうど屋根のある場所のシートだったし、コースまでけっこう近い(コンデジでも以下のようなカットが撮れます)。当然ながら人気はフェラーリとマクラーレン。続いてレッドブル、ルノーか。ブロウンGPとトヨタ、来ても誰も騒がぬ。レースの方は超を20個くらいつくたくなるほど大味の展開。

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屋根があって良かった!

まず雨量などタイしたことないのにペースカー入ってのスタート。100歩譲って2〜3周のウォームアップならいい。されど延々とAMGの気持ち悪い排気音を聞かされつつづけることになった。このくらいの雨で何周もパレードラップしなくちゃならないなんておかしいと思う。これで燃料の戦略はご破算でしょ。

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トヨタが勝つかもしれない、と思ったんですけど……

レース開始となっても雨なので遅い! F1から速さを取ったらナニも残りません。ロングストレートからヘアピンのブレーキングだって迫力無し。その上、ツマらん接触も多かったりして。レースはバトンが目の前でオーバーシュートするやレッドブルのワン・ツーに。TVで見てれば面白かったかもしれませんが……。

ゴール直前に急いでタクシー狩りに。相当歩いたものの(スボンがぐちょぐちょです)何とかゲット。無事上海まで戻ってこられた。トヨタにとっちゃ良いチャンスだったのに、ツゥルーリは最初から速さなく、調子良さそうだったグロックも接触で後退。ヨーロッパラウンドに入ると、厳しい戦いになると思います。

上海に戻って部屋で仕事。中国語はほとんど解らないものの、この国の人と相性いいのか不思議と何とかなる。食べ物も口にあって美味しいっす。安いし。ホテルの立地よく(繁華街のド真ん中。しかも地下鉄の駅の真ん前)、快適快適。地産地消をモットーとするため、紹興酒の10年モノを楽しむ。

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