パサートの実用燃費をチェック(18日)

昼過ぎまでパサートの燃費計測。大雑把な数字を上げておくと、クルコン使った高速道路の経済安全速度である90km/h巡航で20km/L。100km/h巡航だと18km/L。街中は東京都内の平均的な車速20km(20km先の目的値なら1時間で到着)だと13km/L程度。平均23km/hくらいになると14km/Lに伸び、平均15km/hの厳しい渋滞は11km/Lでした。

来年にでも永田モードの燃費テストでアテンザの2,5リッターと比べてみるのも面白い。どうしても「4気筒でのダウンサイジイングターボは燃費悪くコストも高い!」という勝負もしないで相手側を卑下した決めつけが納得出来ないのだった。もちろん「自分の技術は素晴らしい」とだけ言うのなら全く気にならない。アクセラvsゴルフ7の燃費比較なんかも興味深いです。

永田のアクセラとゴルフ7の燃費テスト

国沢光宏はなんでマツダに厳しいかと言えば、前出の通りライバルをケナして自分をスゴイと主張するところです。ムカシのマツダは気候温暖で海産物に恵まれた広島らしく鷹揚だった。けれどフォードからギリギリ締め付けられた結果、アメリカ式の考え方になってしまったのだろう。ただアメリカの場合、比較広告は盛んだけれど、ウィットに富んでます。

見ていて笑うことはあっても不快にならない。マツダもアメリカ式にやるなら、もう少し楽しくやって欲しいです。モンク言えば考え直してくれるのかもしれません。雪道テスト、昨年はライバル車の苦手な部分だけ取って「全然ダメです」。当然の如くモンク言いましたね。すると今年はスマートに比較をしてみせたのでございます。今年の比較、むしろ参考になった。

嫌われても何でも、言うべきことは言いたい。ウルさがられて損するのは私だけながら、こらもう徳大寺師匠の教えであります。マツダは今のエネルギーをキチンとコントロール出来れば、あっというまにスバルのような成功を収めることだろう。でも失敗するのも簡単だ。いずれにしろスカイアクティブGの燃費は格別良くない。日本のユーザーは慧眼なので売れません。

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