国沢光宏のダイヤモンドプリンセス乗船レポート 旅行記(その1)

今回は三菱重工長崎造船所で作られた『ダイヤモンドプリンセス』というフネを試すことにした。連休などは日本ベースのクルーズもやっているのだけれど、あまり安くない。そこでシンガポールまで出張って国際価格で味見してみることにした次第。シンガポール発着の4泊5日で11万円です。

12時乗船開始ということなので11時50分に港到着。2時間も並ばされグダグダだったJTBと違い入り口で荷物を預けセキュリティチェックを受け、並ぶことも無く受け付け。Eチケットと健康診断書(日本語があります)とクレジットカードを渡し、これまたスムースに終了。あっという間に乗船出来た。

フネの食事は基本的に無料だからブッフェでお昼。続いて14時から日本人向けの説明会(今回は300人も乗っているそうな! 流行ってます)。15時15分から緊急避難の訓練と修行が始まります。船内のイベントは毎日プリントが部屋に届く。ちなみに本日は以下の通り。

出港すると電波入らなくなるので続きは明日に。シンガポールを16時に出港し、次の入港は明日の15時。マレーシアのペナンです。明日からの修行を読んで「船旅をしてみたいな」と感じていただければ旅の原稿書いてもイケるかもしれません。ダメなら違う老後を考えます。

フネの旅というと皆さん「ヒマをもてあますのではないか?」と思うかもしれない。確かに長距離フェリーなどに乗ると、寝転がっているくらい。ヒマとの厳しい戦いだ。されどクルーズ船は移動の道具で無く滞在を楽しむようになっており、その気になったら朝から晩まで遊んでいられる。

ブッフェは内容&品数共に迷うほど

フネに乗ると必ずイベントの案内を案内してくれる『船内新聞』というのが配られる。下は本日の船内新聞(和訳版)。7時に起きて朝ご飯。着席でオーダーするトラッドなタイプと、好き放題選べるブッフェどちらでも可。どちらも品目多いので相当迷う。これだけで毎朝相当楽しめるほど。

一段落した9時からイベント目白押し! 女性なら9時からのフラダンス教室。ゴルフ好きであれば9時30分からのホールインワン大会。さらにワインのテイスティングやサンバダンス教室。ノンビリしたいなら、船内に5カ所もあるプールでノンビリ過ごせる。そうこうしているウチにお昼。

これまた着席レストランのフルコースでも、朝とは違う内容のブッフェで軽く1時間。2時からの卓球大会もなかなか盛り上がってました。15時にマレーシアのペナン到着。23時30分までに戻ればOK。いろんなツアー(エクスカーションと呼ばれる)あるも、近所のショッピングモールへ。

ほぼ同じ時間にジェミナイ(230m/5万トン)も入港

往復16ドルでシャトルが出ている(シャトル無料のクルーズも多い)。片道15分ほどの距離だからしてタクシーより高いものの、価格交渉しなくていいし安心なので使う人多い。私も日和って使っちゃいました。ペナンに来るのは初めて。ショッピングモールに行くと物価メチャクチャ安い!

タイよりさらに安いから驚く。シャツとエスプリのGパン2本購入。市内を回っていたらあっという間の20時。フネに戻りると、乗船も待たない。下船も待たなかった。JTB仕切りと大違いだ。昨晩と違うレストランに行き晩ご飯。今日も美味しい。プリンセスダイヤモンドの食事、レベル高いと思う。

食事終わって22時少し前。すぐシアターに行き、22時からのミュージックショーを楽しむ。フネのサイズにしては小さいシアターながら、案外楽しめた。終わって近所のライブやってるバーで飲んだら、もう0時近く。あっという間に一日終わってしまいました~。深夜に出港し、起きたらランカウイ島だ。<ダイモンドプリンセスの旅その2に続く)

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