ブルーアース1

連休中に履き替えたヨコハマのECOタイヤ『ブルーアース1』だけれど、例によって慎重な表現になるが、事前に心配していた「標準タイヤより悪くなるんじゃないか?」は完全に払拭されました。というか、もしかしたら超低転がりタイヤである標準タイヤより燃費良くなってるかもしれぬ。だとしたら驚きだ。

今回の燃費は、東京から今市まで高速道路の100km/h巡航(実速度)。そこから南会津に至るワインディングロードを気持ちよ〜く走り、急坂登って大内宿へ。峠越えの後、長い下りはバッテリー容量フルになり、回生しないブレーキ多用。会津盆地を走り、帰りの甲子道路もフル充電でエネルギーを棄てまくる。

白河からの東北道も雨でエアコンオンの実測100km/h(正確なGPS計測。速度計は108km/h)。運転はあえてECOを全く意識せず。ごく普通。ワインディングロードなんか多少楽しんじゃいました(多少というと多いのか少ないのかワカランですね)。トータル540km走った燃費が下の写真。

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プリウス乗りでも「こんな燃費いいの?」と驚いた

高速100km/h巡航なんか26km/Lを超える。燃費は同じルートを同じ条件で走らないと比較出来ないため確たる数字は出せないので、文頭の表現に戻る。燃費だけでなく乗り心地も、騒音レベルもなかなか。クルマ通のためのECOタイヤとしちゃ太鼓判を押します。

話は変わる。自衛艦あたごと漁船の事故の判決が横浜地裁で出た。自衛艦側無罪だって。フネの規則は右側に他船を認めた側が避けなければならない。当然ながら自衛艦側に避行義務あります。基本的には自衛艦の責任だ。しかも横浜地裁は漁船が自衛艦に突っ込んで行った、と解釈している。

「自衛艦が突っ込まれた」というなら、これまた軍人さん的にゃ赤っ恥モンですけどね。爆弾抱いたテロリストであればイージス艦一隻撃沈です。首相のちゃぶ台返し喰らった浜岡原発停止訴訟といい高知の白バイ事故といい、裁判官のアタマの中はどうなっているのか不思議でならぬ。

もちろんたいていのプレジャーボートは自衛艦なんか見た日にゃコチラが優先だろうと譲りまくる。先日も釣りしてたら私のフネの方向に自衛艦が! 仕掛け巻いて逃げようとしたら、かなり遠方から避けていった。というか自衛艦を見て脅威に感じたことなど無し。あたごの件、単純なミスだと思う。

見張り不備によるフネ同士の衝突事故は多い。基本的に海はオウインリスクが原則。罰則も重くないです。といったことを考えると、こんな時は認めた方が後々楽だと思う。無理を通せば震災で頑張っている自衛隊の評判を落とす。

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3 Responses to “ブルーアース1”

  1. なっと より:

    漁船団が大型船と遭遇した場合、漁船からすれば大型船が速度と進行方向を維持してくれるのがベストです。
    (衝突回避をしていたら、もっと大きな被害が出ていたと思います)
    自国民に突っ込まれた軍人さんは、色々な意味で無念だと思います。

  2. applefanjp より:

    ブルーアース、いいですよね。燃費。
    自分のトゥーランは田舎道のおかげで、
    若干下りの帰り道の30kmほどをリッター18kmぐらいで走ります。
    (メーターパネル内の燃費計)
    エアコンはオフですが。
    スムーズに転がっていくさまが
    わかるタイヤです。
    被災地で奮闘続く自衛隊の皆さん。
    本日は地元紙に、西部方面隊の仕事ぶりが
    紹介されていました。
    ありがとうございます。

  3. 下澤 淳 より:

    この事故は双方の不注意によって起きた事故だと思います。ただしイージス艦と普通の漁船が衝突したら100%イージス艦が無事だという点です。操船や見張りに対する責任は大きいし、事故調査の為に任務に支障をきたすようでは、国防としては失格です。
    今回の裁判の判決に私は国沢さんの感じた不信感を感じました。船首付近でなく船の側面に当たったという解釈は当てた漁船も当てられたイージス艦にとっても不名誉な解釈です。
    専守防衛じゃなくて船首防衛して裁判に勝っても不信感は拭えないと思います。私は船にもドライブレコーダーが必要かもしれないと感じました。

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