プジョー207

189万円というプライスタグを付けたプジョー207スタイルに乗っている。せっかくだから燃費をチェックしてみることにしました。下の数字は首都高の高井戸ICから新木場ICを降りた時までのもの。3回ほど流れが滞った区間を通過したけれど、まぁまぁ流れた感じ。郊外の流れの良い一般路をイメージしていただければよかろう。

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予想外の好データ

下のデータは、7時間くらい駐めておいたクルマのエンジンを掛け、新木場の夢の島マリーナから首都高5号線の中台経由で練馬の自宅まで戻った時のもの。上のデータって多少気を遣って運転したが、19,2km/Lは普通に走った時のモノ。ツインクラッチATじゃないが、これだけ走ってくれれば満足でしょう。

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時間は15時17分です

ロボタイズドATはツインクラッチATに匹敵する伝達効率を持つのだろう。加えてアイドリング時と暖気時の燃費が日本車より良い感じ。これでアイドルストップ装置でも付いていたら、インサイトに匹敵する実用燃費となるか? 1170kgとBセグメントとしちゃ決して軽いクルマでないけれど、案外ECOです。

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乗り心地にも個性があるので乗っていて楽しい

ATのクセは強い。欧州だとMTの延長線上にあると認識されており、多少違和感あっても楽ちんだと考える。日本は洗練されたトルコン多段ATと同等に考えられているため、燃費の良さより使い勝手が重視されてしまうんだと思う。ただECOという観点からすれば、このタイプのATもアリだと私は考えます。

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やはり189万円は魅力的だ

ハード面の評価で「良い」「悪い」を行えば、日本車も輸入車もイーブン。信頼性まで含めば日本車優先かもしれない。されど異文化に触れる海外旅行が楽しいように、異文化で作られたクルマは面白いと思う。特にプジョー207のような「一般人の文化」に接すると、シミジミ楽しいです。

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右の消えているランプが助手席エアバッグ

ちなみにメーターパネルには5人分のシートベルト着用有無のサインが出るし(走り出すと4つ上の写真のように消える)、助手席にチャイルドシートを装着して我が子と並んで座れるように、助手席エアバッグのカットスイッチも付く。サイドエアバッグは標準装備。

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8 Responses to “プジョー207”

  1. Shara より:

    はじめまして。
    いつお楽しく拝見、勉強させて頂いております。
    207燃費良いですね、びっくりしました。
    免許取得からスバルを3台乗り継ぎ、昨年の初め308で輸入車デビューしました。
    また、妻用のプレオも昨年減税と燃費を考え道具として魅力的なプリウスに乗り換えました。
    プリウスは乗り心地を重視して、S+ソーラーを選択、只今6,000Km程走りました。
    308とプリウス、当然ですがまったく乗り味が違いプリウスの頼りない感触に分かってはいるものの、
    油断するとついつい自動車メーカーのHPを眺め車選びに耽る自分がいます(^-^;
    只今Wローンで家計は破綻寸前なんですがね〜。
    それにしても、こんなに立派な実燃費ならプレオの後継は207で良かったなぁ〜なんて思ってしまいました。
    いや、妻に内緒でプリウス入れ替え作戦を・・・なんて考えてしまうくらいです。

  2. tanaka より:

    今メガーヌに乗っていますが、207style 1.4非常に気になっています。出来れば207style 1.6 と乗り比べた印象をお聞かせいただければと思います。

  3. Hayabusa より:

    (≧m≦)207 良いっすねぇ
    欧州車はベーシックグレードが一番ですね。
    ゴルフやミニもベースグレードに魅力感じます。
    シートベルトインジケータ?  サスガデス!
    世界一のトヨタから発売された最新コンパクトカー≪パッソ≫
    インジケータどころか、定員分ヘッドレスト&三点式シートベルト無いなんて・・・・
    国沢さん、国土交通省事務次官に成って下さい!!

  4. ijiok より:

    国沢さん、インサイトやプリウスの乗り心地に辛口に思えますが、それらと比べて207スタイルはどういう感じでしょう。プジョーの猫足というのを知らないので、もしよろしければまたご感想載せて頂けると幸いです。
    トヨタの公聴会、とうとうですね。今回のことで、奥田さんや張さんのコメントが全く出てこないのも気になります。少なくとも、アクセル不具合のことは(2009年からの豊田社長以前になる)2007年から社内で把握していたとニュースがありますし。

  5. おはぎ より:

    こんにちは。207スタイルは気になっていた車なので、燃費レポート有難うございます。地元の輸入車ショウで現車を見ましたが、助手席シートリフター、フルサイズスペアタイヤ、LEDリアランプを標準装備してこの価格とは、メーカーの良心を感じます。ディーラーで確認した所、スタイル1.6に装備されているクルーズコントロールはスタイル1.4には取り付けられないとの事で残念です。

  6. 真鍋清 より:

    19.2km/lにはぶっ飛んだ!
    小生にとってプジョーのATといえば206や先代307の初期型に搭載されていた、想像以上に早いテンポでシフトアップしてしまう4速ATのレスポンスの鈍さがトラウマとして残っているだけに今回のロボタイズドATの進化ぶりは目に鮮やかというものです。
    一方、プジョー207の場合、そのパッケージングは寝すぎたAピラーによる左右確認時の視界の悪さ、全幅1.7mを大幅に超える全幅の角のつかみにくさ、サイズの割に必ずしも広くない後席など兄貴分308とも共通した人間工学面の死角が数点見られ、手放しで知的なパッケージングとは思えません。ただ、前記のようなATおよびエンジンのマネージメントシステムの進化による伝達効率や燃費の着実な向上にプジョーの底力を感じるのと同時に、伝統の怒涛の直進安定性、ジワッと効くブレーキ、コンプライアンスあふれたシャーシーなど老舗のノウハウがこのBセグメント小型車にも生かされており、隠れたる逸品といえるのではないでしょうか。
    それにしても改めて驚かされたのはこの207の1.6VTi(120psガソリン)や1.6HDi(109ps、日本未発売)が欧州のアウトバーンにてどこといって破綻をきたさず時速210-220km/hにも及ぶ高速(公表値は190km/h台なのに!)で疾駆しているという事実、これこそ同車のシャーシー性能の確かさを示していることと思います。厳密には同等の動力性能のVW(ゴルフやポロ)の方が180以上でのリフトは少ない筈ですが、プジョーならではのしなやかさとこの安定性の両立には一廉の哲学が感じられる次第です。

  7. 周PUNTO より:

    207の中古車を見てドッキとしました。イタリア車とはまた違う。大衆車でありながらアバンギャルドな外観。燃費もよさそうで実用的。フランス車が良かったのは昔の話なんて思い込みを払拭して頂きました。お洒落して乗ったら毎日が今までとは違う時間になるかも。

  8. ショコママ より:

    う〜ん、まさに207styleに乗っていますが、私の車は当たりが悪かったの?燃費、全然良くないです。近所周りが殆どですが、9キロくらいです。東京から新潟まで行っても12キロくらいですよ。エコなんて嘘!

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