ペンのチカラ健在

プリウスのブレーキ抜けの記事を書いた朝日新聞の記者さんは、昨年3月にプリウスの価格をいち早く入手した人でした。失礼な書き方をするけれど、朝日新聞と思えないほどニュートラルでクルマに詳しい。しかも単にトヨタ叩きをしようと思っているワケじゃありません。こういう記者さんと出会うと、日本のメディアもまだ捨てたモンじゃないな、と感じます。

なにしろ朝日新聞の記事が今までブレーキ抜けの存在すら認めていなかったトヨタを動かし、夜には「すでに改良した制御コンピュターに切り替えている」ということを公表するという状況となってしまった。これぞペンのチカラのお手本のようなもの。他のメディアの扱いも、TOPで書いた玉突き事故の件を並列にしたのを除けば良かったと思います。

ちなみにお昼は「人世の最終コーナー」修行中のため、お店で重箱を洗いながら電話取材の対応やTVコメントの打ち合わせ。私の生活は振れ幅が大きく、そういった意味からすれば飽きない。お金は無いけど、楽しく過ごさせていただいてます。トヨタには於いては一日でも早い汚名返上大作戦の発動をお願いしたい。

そうそう。小沢幹事長が不起訴になるという。小沢さんを嫌いな人からすれば辛抱タマらんと思う。されど不起訴になったということは、嫌疑不十分ということ。嫌疑十分だけど今回は起訴しない、という「起訴猶予」と全く違う。検察の大失態です。これでイッキに追い込まれることだろう。この際、検察も徹底的に見直すべきである。

プリウスの件、超微弱ながら自動車評論家としての社会的な任を全うできたのでホッとしました。これで「自分のプリウスは大丈夫か?」と不安を感じていた人は一安心だと思う。今後も精一杯修行させていただきます。

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4 Responses to “ペンのチカラ健在”

  1. HAL1000 より:

    お疲れさまでした m(_~_)m
    国沢さんの力添えもあって、ファーム更新が公開されました。
    ディラーに問い合わせた結果、まだメーカーから未着とのことでしたが、到着しだいファーム更新となりそうで一安心です。
    ご尽力に心より感謝いたします。
    さて… 次は足回りだ!

  2. まるい より:

    >一日でも早い汚名挽回大作戦の発動をお願いしたい。
    汚名返上ではないですか?
    挽回は名誉挽回だと思います。

  3. 松田 より:

    トヨタが米国で集団訴訟を起こされないか
    石川議員が永田議員と同じ運命を辿らないか
    不安ですね…

  4. tuty より:

    お疲れ様でした!

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