ホンダジェット日本初納機。オーナーは個人。「ウニを食べに礼文島まで行きたい」(20日)

ホンダジェットが申請からわずか7ヶ月で自動車で言う型式認定を受け、晴れて日本登録も出来るようになった。依然としてホンダジェットの売れ行きは絶好調! すでに100機以上を引き渡し、2018年も世界一売れた小型プライベートジェットになるようだ。素晴らしいのは大きなトラブル(インシデント=重大問題)が1件も出ていないこと。素性良いんだと思う。

ユーザーの反応などの動画が流れた。皆さん大満足! 紹介された2人はアメリカや欧州のビジネスマンで、いろんな場所に飛び回れ、疲れず業績を伸ばせるようになったとコメントしてます。続いて日本での初号機ユーザーが紹介された。驚いたことに社用機でなく個人。堀江貴文さんなど数名で共同購入したそうな。「ウニを食べに礼文島まで行ってみたい」とのこと。

超ヒコウキ好きながら、この話を聞きちょっと引く。1960年代に石原裕次郎さんが六本木の交差点で300SLのタイヤを鳴らしながらスタートしていったの見た私の叔父は「カッコいい!」と思ったそうな。今、有名俳優が同じことやってもインテリジェンス無いように感じちゃう。皆さんいかがでしょうか? ちなみにオーナーは「規制緩和し自由に飛べるようにして欲しい」。 

私は世界中で運航コスト低いホンダジェットが増えれば、定期便が飛んでない空港間(日本だと福島~松本とか小松~南紀白浜など)の移動時に適当な料金で乗れるようになると期待している。最新モデルのスペックは最高速度782km/h。最高巡航高度13106m。航続距離2661km。エアラインの機体に近い速度でエアラインと同じ高度を飛び、北京や上海へ余裕で飛んでいけます。

発表会は羽田空港の整備場だったため、空港にクルマ駐めモノレールで。少し時間早かったのでいつも素通りしていたJALショップへ。やっぱし模型です。B787-9の全長は63mなので、100分の1だと63cm。大きい。でも高い! 今年北京に行った時に思わず2機買ったB747の実機は71m。模型の長さを測ってみたら45cmだったから150分の1のモデルということになる。

こいつが1万円以下で買えるんだからステキすぐる! そうそう。撮影禁止だったものの整備場のハンガーにYS-11の初号機が置いてあった。1年に1度エンジン掛けるそうな(ロールスロイスのターボプロップ)。少し整備すれば飛ぶことも出来ると言われている貴重な機体で、海外なら文句なしに飛べる状態で保管しておくと思う。YS-11を作った企業が無くなったこともあり難しいとか。

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