ポニョの浦

まずは「てつのくじら」。『ゆうしお型』の潜水艦「あきしお」(三菱重工製)で長さ76,2m。こいつが見たかった! さすがに2004年まで現役だっただけに、ハルの形状など美しい! 水中速力20ノットというから、電池推進型潜水艦としちゃ抜群に速い。なにより原潜と違いめちゃくちゃ静かだという。

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道を挟んで大和ミュージアムも

続いて鞆の浦へ。ココも行きたかった! 多くの建造物がそのまま残っている! ちなみに鞆の浦のランドマークの一つである常夜灯は1869年。いろは丸事件で坂本龍馬がこの地に逗留したのは1867年だから、おそらく見ていない。ただ家並みは奇跡的に多くが残っているそうな。

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現存する日本最古の常夜灯

下の写真の階段状桟橋は1811年製だという。間違いなく坂本龍馬も歩いたことだろう。そう考えると感慨深い。146年前に龍馬が立った石段を歩き回れる! その他、鞆の浦の至る所に坂本龍馬の足跡が残っている(この場合、あしあとじゃないです)。それにしても素晴らしい場所だ!

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目をつぶると龍馬が、出てこないです

下は創業300年という澤村船具店。ここ、ネット販売で有名。私も利用したことがあります。もしかして坂本龍馬も利用したか、などと勘ぐるが、歴史書などに全く出てこない。当時龍馬が乗っていたのは大型蒸気船。主として小型船の用品を扱う鞆の浦の船具店で調達出来る品物はなかったことだろう。

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風情あります

それにしても素晴らしい場所だ。なるほどポニョの舞台になっただけある。ただあまりに街並みが狭い。道路も狭い。なるべく中心部から離れた駐車場にクルマを駐め、歩いて楽しむべきだ。ちなみに鞆の浦の人は観光に関係した仕事の人は大歓迎。そうじゃない人は観光客を好ましく思っていないので気を付けたい。

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こんなバスが出てくるジブリ作品も

機会あったらぜひともフネで訪れ、数日滞在してみたい。観光客を好ましく思っていない人でも根っ子はやさしい感じ。そらそうだ。誰だってマナー悪い観光客を見てたらイヤになっちゃう。小さいコドモに「こんにちは!」と挨拶された時は、何だか嬉しくなった。残念ながら今回は30分の滞在!

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今年は雪が少ない

帰り道、第二東名で覆面パトカーが内規違反の取り締まりをしているところを見た。本来なら「抜いていったクルマ」を捕まえるのが覆面パトカーの内規。なのにSAから飛び出して行きました。そら正規パトカーの仕事だ。内規を厳密に守っている刑事に感銘を受けた後だけに、こヤツらこそ警察の敵だと思った。

今回、大阪を中心とした運転マナーには驚かされた。フェラーリやランボルギーニを見たらクルマの流れを縫ったオラオラ走りばかりだし、SAの屋根付き障害者スペースにど派手なハマーがど〜んと駐まっていたり(しばらくしたら元気1万点のヤンキーのカップルが戻ってきた)。容認しちゃアカンと思う。

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4 Responses to “ポニョの浦”

  1. 大山 より:

    そのヤンキーカップルは、脳みそが不自由な方だったんじゃ?
    私は、最近そのように思うようにしています。

  2. Min より:

    鞆の浦 ホントに素敵な所ですね。
    この真正面の海上にバイパスを通そうとしてたなんて無神経にも程があります。
    近畿エリアの自動車マナーってレベル低すぎ。
    車椅子の義父を連れ買物に出た時、障害者スペースが空いていた試しがありません。
    乗降にはスペースが欲しいのでいつも遠くのガラ空きスペースに止める事に。
    観察してると、むしろ入り口近くのココから埋まって行く始末。
    タッチの差で障害者スペースに入られ、仕方なくその近くで乗降してると、横を平気な顔で店に入って行くと言うのを何度か経験しています。
    そう言う人って意外に中年以上に多いです。

  3. 菊池@川崎市 より:

    長距離ドライブ お疲れ様でした。
    身体障害者用パーキングと覆面取り締まり。どちらが「世のため人のため」でしょうか。
    人として守らなければならないマナーを、指導も取り締まりもしない。
    一方、大多数が守り難いと感じる道路交通法を厳格運用し、国庫金の荒稼ぎ。
    とてもじゃないが信用できないし、しかも腐ったカネの匂いがする。
    こんな組織要らない。

  4. 保険屋(大阪市民) より:

    観察した結果、障碍者ではないと思われる車が件のスペースに駐車しているうち、過半数はベンツであることに気がつく。これは、ウインカーを出さないで車線変更や右左折するベンツが多いのと同じ、いわゆるベンツ特権というもの(の幻想)なのであろう。

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