マスゾエ君に紳士協定の政治資金規定法は似合わない(7日)

政治資金規正法は自動車の燃費計測に使うデータと同じく、いわゆる「紳士協定」である。インチキなことをする輩などいない、ということで運用をユルくしてます。しかしマスゾエ君のような紳士にほど遠い輩だと「ナニをやってもよい」と解釈されちゃう。紳士協定を続けたいなら、三菱自動車やスズキのように全面的に謝罪し、襟を正すべき。なのにマスゾエ君は開き直った。

スズキが走行抵抗を積み上げ方で出したのは法令違反であり、マスゾエ君流に言うなら「不適切ながら合法」ということになる。罰則だってない。スズキも開き直ってみたらどうかと思うが、どうやら国交相は「ユルす気無し」のようだ。スズキ車も国交省で燃費を独自計測するという。その場合、三菱自動車の燃費再計測にも言えるコトながら、ドライバーはどうするんだろ?

まぁこのあたりは国交省の役人の皆さんがよ~く認識している。国交相を説得して簡単に計れる走行抵抗だけ国交省で出し、メーカーのドライバーが計測するようになると思う。で、スズキの場合は「燃費は正しい」で一件落着。三菱自動車の軽自動車に付いちゃ「過大表示!」になり厳しい指導を受けるだろう。水島工場の再稼働はメドが立たないです。

今日は11時から袖ケ浦でパサートGTE(PHV)の発表会。輸入車が売れているのは都市部中心である。最近書いている通り東京電力管内の夜間電力って1kWhあたり20,78円。パサートGTEで40km走ったら150円。ガソリンだとハイオク2リッターだから250円。電気だけで4万km走って10万円差。コストだけで考えたなら魅力ありませんワな。ただ速くて楽しいのだった。

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このあたりは近々オートックワンで。ボルボXC90T8にも言えることながら、輸入車の場合、PHVを燃費規制をクリアする新しいスポーティなパワーユニットという位置づけにしている。日本車はPHVをECOの技術と解釈。日本車ってスポーツモデルジャンルは弱い(特に欧州市場)。PHVの方向性について抜本的なの見直しが必要かもしれません。

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