丑の日

「丑の日だ!」と気合い入れて8時からスタンバったものの、立ち上がり超低空飛行。板前さんと「取らぬ狸の皮算用ですかね」。いつもなら”予定の半分”を売る昼の時間を終わって5分の1といったイメージ。さすがにうなぎは高いのか? この時点でカンペキに売れ残る覚悟をしちゃいました。

ところが、でございます。夕方から好調に売れ始め、やがて大賑わい! そのまま20時過ぎまでお客様が途切れず、予定の5分の4を売った。夕方までヒジョウに厳
しかったことを考えればウソのよう。その代わり今年は20時まで店を開けることに。いやぁ疲れたの疲れないの! 厳しい修行に。

放射能汚染水が海に漏れているという状況、誰だって容易に想像出来ること。そもそも格納容器の底は抜けており、核燃料を冷却した水はダダ漏れ状態。当然の如く海に流れます。福島第一の事故は全く終わっていない。というか、今でも綱渡り状態が続いている。暴走したら止める技術を持ってないからだ。

原発はブレーキを持たない大型トラックの如し。ブレーキを掛けないで済むような運転をすることしか考えておらず、緊急事態になったらいろんなモノにブツかりながら進んでいく。技術論からすれば、まず止まれるブレーキの開発をしてからでしょう。心ある人や企業は、エネルギーの自給自足を目標にすべきだと思います。

そういった意味からすれば、トヨタが工場で使う電力を自ら賄い、同時に出てくる暖かい空気や二酸化炭素でパプリカ工場を稼働させているというTVCFは、良いお手本になっていると考えます。日本最大の企業がエネルギー問題に対する意見を、遠回しながら主張してるのだから。ちなみに東北電力からデンキ買うより安いそうな。

湯沸かし機の代わりに導入する東京ガスの家庭用燃料電池は、ガスでお湯を沸かすのと同じくらいのエネルギーで電気も作れるという。つまり電気はほぼ無料になる。TOPで書いた自動車の燃費を見れば解る通り、技術って進む。原子力発電という古い技術に頼らず、もっと効率の良いエネルギー戦略を立てたらいい。

日本の電力料金が高いのは、誰かが儲けているからだ。ガレージの屋根に載せた太陽光発電システムでクルマのエネルギーを賄うという時代は遠くないと思う。参考までに書いておくとガレージの屋根分の太陽光発電パネルで年間1200〜1500kWhくらいの電力を作れる。リーフなら1万km以上走れます。

<おすすめ記事>

One Response to “丑の日”

  1. かず より:

    トヨタが、パプリカねぇ〜(*´∇`*)っていうcmですね♪今の若い人気づいたかな?パプリカとパブリカ引っかけてる事って。
    でも、大企業だけでも自分達で賄えれるなら、かなり発電事業に変化が訪れるかと、思いました。
    自民党だってわかったはずですよ、原発には反対の支持者が結構いることに…。総理夫人からして、反原発派ですから。
    どの道、新エネルギー産業やらないと、産業界持ちませんし。原発メーカーだってチャッカリ新エネルギー産業にちゃんと進出しているので。あとは、老害を如何に取り除くだけかです…(>_<)それが一番きついけど

このページの先頭へ