今日の修行はハズしです(18日)

先日、私は毎日遊んでいるように思われている、と書いた。すると知人が「そらそうでしょ。だって仕事のテーマからして全て趣味の分野。楽しいことが伝わらないとしたら、その方が問題でしょ」。確かにクルマの評価の基本は試乗。普通のクルマ好きからすれば、お金出す遊びですワな。

フネの試乗なんかさらに酷い。自動車ヒョウロンカすら「これじゃ遊んでいるようにしか見えね~だろうな」と思いますよ。ラリーやレースの取材も同じ。皆さんお金出して見に行く。しかも一番高い席よりさらに良い場所で見られる上、ドライバーに会うことだって普通に出来ちゃうし。

クルマ好きなら海外のモーターショーに行ってみたいだろうし、空いてるプレスディだったら最高かと。これ、釣りの取材なんか楽しいだろうな、と想像したり、ヒコウキの運転を仕事に出来たら最高だね、と私が考えるのと同じこと。苦労は見えないのだった。もっと楽しそうに見える仕事もありますけどね。

試乗や取材だけで終わるなら遊びだと受け取られてもいい。大変なの、原稿書きである。こらもう学生時代の宿題のようなもの。アタマから湯気出してウンウンうなりながら書く。2度と学生時代に戻りたくない、という人なら地獄の責め苦のようなもの。やってることは勉強です。

皆さんだって仕事のレポートや報告書、企画など苦労するハズ。そいつを毎日何本かやっているとイメージして頂ければ間違いなし。ということで朝から辛い原稿書き。この苦行をしなくちゃシノギにならぬ。ここまで書いて「オレなんか趣味でブログを書いてるよ!」などと言われるかもしれない。しくしく。

何でこんなことを書くのかと言えば、手伝って貰っている人がたくさんいるからでございます。週末はWRCの取材なのだけれど、その間、苦労してラリー車作りをしてるのだった。もちろんふんだんな御予算あれば大手を振っていられるのだけれど、全く状況違う。申し訳無い、と恐縮しきり。

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アイサイト3は残します!

そう思うと、一段と気合い入れ面白い原稿を書こうと頑張るのだが、当然の如く内容は楽しい方向に行っちゃいます。ツマラン日々を送っているヤツの文章なんか読みたくないでしょうから。ということで毎日「申し訳ない!」と反省しつつ脳天気な日々を送っているフリをします。

一番悔しいのは家人にまで遊んでいると思われていること。

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