信頼関係

日曜なれど歯抜けジジイは原稿書きでございます。合間にTV見ると、どこもSTAP細胞の件を取り上げている。まぁナゾですワな。デタラメだとしたら、何のためにやったのか理解出来ない。すぐバレるでしょうし。一方、やってることはデタラメに見えます。もはやSTAP細胞の真贋も怪しい。

理研の記者会見を見て「なんで突き放した言い方をするのか。責任はあんたら管理者にもあるだろう」と思う人もいるようだけれど、そもそもマトモな研究者はそういったインチキをしない、という前提で動いているギョウカイだろうから、誰も疑わない。暗黙の了解で動いている分野は少なくないです。

当然ながら理研も「裏切られた!」という意識が前面に出るだろうから、厳しい口調になってしまうことだろう。マレーシア航空の事件も、コクピットクルーを疑い始めた。コクピットクルーがハイジャックすれば、多くの対策は意味をなさない。読者諸兄の業務にも信頼関係で成り立っている状況、少なくないかと。

逆に信頼関係がキッチリしており、高い自由度を持っているほどレベル高い業務だと言うことです。ちなみに銀行のお金の管理の厳しさと、自動販売機式ラーメン屋さんのお金の管理の厳しさは根っこが違う。前者は医療機関と同じくミスを無くすため。後者はドコかに1万円札が消えちゃうことの対策だ。

STAP細胞もマレーシア航空も、もし本当に研究者やコクピットクルーのデタラメだったりしたらどうか? 残念ながら対応策無し。逆に。そういった業務にガンジガラメの安全策を講じたら、自由度が減ってしまう。私らの仕事も同じ。最近日本の試乗会や取材会は制限が大きくなってきた。

先日ベルリンで行われたVWの試乗会も、誓約書の類いは一切無し。悪意のある行動はしない、という大前提のモトで動いている。一方、日本の試乗会は当たり前のことがグダグダ書かれている誓約書にサインしなければならず、ガックリきます。そのくらいいいじゃないか、と諦められる人は幸せだ。

F1は新しいレギューレーションのためドタバタで面白かった。ただ膠着した状況になると眠くなる。その点、WRCは見ていて面白い。1台1台の挙動が全て違いますから。そうそう。クイーンエリザベスが横浜の大桟橋に付いた。よくベイブリッジをくぐったモンだ。横浜近辺の人は見に行ったらいい。デガいぞ!


コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ