修行が続く

ここにきて『エレクトロラックス』の家電が日本でジワジワとシェアを伸ばしている。私も冷凍庫なんか欲しいと思っているうのだけれど、中国ハイアールじゃ何となくイヤな感じ。スウェーデンのメーカーであるエレクトロラックスだったら同じ中国生産であってもいいな、となる。というワケで買うならエレクトロラックス製です。

このメーカーの凄さは、日本ブランドより圧倒的に安く、ハイアールと真正面から戦える価格を設定していること。それでいてドイツの老舗である『AEG』(アー・エー・ゲー。かつでル・マン24でベンツのスポンサーでしたね)まで傘下に持つというブランドイメージと優れたデザインを持つ。性能だって悪くない。

今や世界的にシェアを伸ばしている。アメリカでサムスンとLGの冷蔵庫(この2社でアメリカの冷蔵庫の半分以上を占める。日本製なんかシオシオ)がダンピングに引っかかり、LGなんか30%ものダンピング課税を掛けられるトコロだった。しかし強気の米国際貿易委員会なれど、今回サムスンとLGをおとがめ無しに。

というのもエレクトロラックスがサムスンやLGに匹敵するくらい安く、ダンピング課税を掛けるなら一緒にやらないと不公平になるからだ。エレクトロラックスにダンピング課税なんか掛けたら、超ウルサイヨーロッパ諸国が黙っていない。アメリカってヨーロッパにゃ弱いのだ。中国で作っている製品でも、です。

完全に終わった、と思われていたヨーロッパの家電製品が、企業努力によって破竹のイキオイの韓国勢や中国勢と価格で戦えるのだから興味深い。ということはエレクトロラックス以上にブランド力のある日本の家電業界なら、もっと強く戦えるんじゃなかろうか。未曾有の貿易赤字を出した我が国をみて深刻に考えます。

夕方、うなぎ問屋さんが来て情報交換。ここにきてスーパーへの出荷は激減。うなぎ屋の売れ行きも全国的に落ちているため、うなぎ不足になることはない模様。ガソリン相場と同じで、高くなれば需要が減ります。ただし高値は相変わらず。どこまで体力が持つか、という状況である。

確かに4月に入って厳しい。昨年の3月は震災で大きく売り上げを落としたものの、4月に入って悪くなかった。されど今年は昨年の3月並。そらそうだ。これだけ高くちゃお金持ちか相当のうなぎ好きでないと食べまい。良いうなぎが入ってきてるので味に自信を持てるのが唯一の明るさです。

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3 Responses to “修行が続く”

  1. applefanjp より:

    おおっ、あの時に話されていた冷凍庫を
    購入されるんですね!師匠。
    エレクトロラックス、自分も散々迷ってて
    親戚は買ってますよ!便利だそうです。
    シラスをアフリカから輸入するそうですね。
    日本でおいしく養殖されるのでしょうかねぇ。

  2. ポンタン より:

    エレクトロラックスというと、昔、桑島正美のスポンサーをやってましたね。その後、日本から撤退したと思っていました。
    エレクトロラックス・マーチの桑島正美選手、かっこよかったです。
    と言っても、誰も知らないか。

  3. 真鍋清 より:

    修行は修行でも、小生自身は「日本語教師としてDクラス(最下限クラス)生徒にも教えられる」テクニックの修行に勤しんでおります。
    昨日夕方も(仕事が休みなのを生かして)ファミレスのビッグボーイ蕨店という「アジト」に籠城して「みんなの日本語」の教案を考えてきましたが、とにかく日本語をビジュアル面/音声面の双方から日本語初心者に教えるのは難しい!―逆にそれこそが日本語というものの繊細さ・奥深さなのかも知れませんね。
    かくも外国人減少(3.11以降特に)にキリキリ舞いする我が国の日本語教育界を抜け出し、「日本村」他海外での日本語教師求人ホームページに応募していこうという目論見ですが、その一方で今年7月にオーストラリア人のペンフレンドを長野県伊那市にある叔母の自宅に招待すべくレクサスIS350/2009年式で中央道をクルージングすることが楽しみでブチ切れそうなのもまた事実です!
    PS
    おっとっと、海外に出る前に日常の足ヴィッツ1300U-L/97715km走行を10万kmに届かせないと…..不在中には同車は従姉妹に預けておく予定です。

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