北京散策 4月18日&19日

4月18日 台風のような大雨&強風の中、ボクスターで成田へ。幸い流れよく、出発2時間以上前に到着。出発前に締め切りとなる原稿をラウンジで仕上げる。何とか終了。

10時50分発北京行きのJALはモーターショーに行く関係者で混んでいるかと思っていたが、定員の3分の2という感じ。キャビンアテンダントに聞いたら「最近中国線のお客さんが減りました」。確かに行きたい国ではなくなりつつある。到着前のアナウンスによれば気温27度だって! ここで8月にマラソンなんか出来るのか? 

北京空港は初めてきたのだけれど、やたらデガい! 見渡す限り飛行場である。中国に来る度に「やっぱすげぇよな!」と思っちゃいます。これまた大国の余裕を感じさせるイミグレーションと税関を通って(来るモノ拒まず、という感じ)タクシー乗り場に出たらやっぱ暑い! 加えてこのくらいの気温だとエアコン入れないのが普通らしい。激しい渋滞をくぐり抜けて市内に入った頃は、もはや汗じっとり。

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市内は大きなビルと渋滞ばかり

ホテルにチェックインの後、ネット繋いで仕事。夕食は街中に出てみた。すると大きなビルばかりで、アジア特有の雑多な雰囲気が無い。「帰りはタクシーに乗りゃいい!」と方向決めてずんずん歩く。10分ほどでマッサージ屋さん発見。どれどれ、と入ってみたら、どうやら日本人は初めてだったらしい。珍しがられました。基本が60分50元(1元約16円だから800円)。

持病の座骨神経痛をオプションで30分追加したら30元でした。タイ式と違い痛いけど、けっこうキク感じ。晩ご飯は牛肉丼17元。立派な酒屋さんを除いてみたら『長城経典☆☆☆』なる高級そうな赤ワインが。大事そうに扱えわれているだけあり、ネダン聞くと138元(2200円)だって。帰ろうとしたら、130元>120元とどんどん安くなる。最終的に100元になったので購入。

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電気自転車がたくさん走ってます

続いて寄ったデパートに割とカッコ良いGパンあったため見てたら、お姉さんが650元です。少し考えると言ったら、600元>550元>520元に。それでもいらんと言うと「いくらなら買う?」。200元と答えたら、300元だという。じゃ250元にして、と話はまとまる。300元出すと、オツリを10元札で。4枚まで私にワタし、最後は自分で取って「アリガト」だって。モノの価格にゃ敏感ながら、中国だけは高いのか安いのかワカラン。

そうそう。100元の赤ワイン、普通にマズかったです。高いワな。

仕事終了後「屋台でも出てないか?」と大きな道をホテルの反対側に渡ってみたら、餃子屋さんを発見。入ってみたらメニューは餃子だけ。こらいいぞ! しかし! 単位が解らない。例えば豚と野菜は1=48円。これを頼もうとしたら「リャンガ?」。何たって初めての海外旅行は台湾。このくらいの中国語なら解る。

2個か? と聞いているワケ。そうか。2個単位のオーダーなのね、と理解し、エビ2。豚2。野菜2と頼む。「はいはい」とシャオツェ(女の子)。持ってきたのを見て「あらら?」。6個頼んだつもりなのに、10個入ってます。しかも同じタイプの餃子ばかり。もしかして……。たいへんなことをしちゃったか? どうやら「1人前じゃ足りないから2人前にしたら」と言われたらしい。

なのに私は2人前づつ3タイプも頼んじゃったのだ。つまり6人前です。オーダーした時、食べきれないからやめろって言えっつの! さらに! 青島(チンタオ)の生ビールの次に未体験の酒を頼んだら、けっこう強い。度数を見たら字が小さくて読めぬ。割と餃子に合うのでグイグイ飲んでたら、けっこうキテます。

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「多少銭?」と聞いたら全部で45元(720円)。千鳥足決めホテルに戻り、持ち帰った瓶を朝見たら、アルコール度数56度でありました。

4月19日 起きて窓の外を見ると、晴れているのに曇っている。よく「北京の大気汚染は深刻」と言われるが、思っていた以上に酷い。というのもロスや東京などでは自動車の排気ガスが大気汚染の大きな要因になっていた。

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風が無い日なので黄砂じゃない

しかし北京の場合、自動車じゃありません。キチンと対策されているため、街中を歩いていても排気ガスのニオイなどしないのだ。ということはそれ以外に原因あるということ。工場など抜本的な対応をしない限り厳しいんじゃなかろうか。いずれにしろノドがガラガラしてきた。

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大手のチェーンが3つほどあるそうな

昼過ぎまで原稿書きし、古い北京の町並みを残す『胡同』を見に行く。途中、マッサージ屋さんのチェーン店があったので寄る。60分で88元(1400円)。昨日よりマイルドな流儀だったため、快適でありました。昨日の店はチカラ強すぎて痛くなった。やっぱりマッサージはタイ式を持ってベストだと思う。

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お約束の偽どらえもん屋さん

胡同で遅い昼ご飯。これまた量の予測が付かぬ。普通の国だとオーダーする際、受ける側が「もう十分」という顔をする。けれど北京はいくら頼んでも「次は?」みたいな顔つき。今日も野菜炒めが4人分くらい出てきちゃいましたから。もちろん半分残す。

なるほど胡同はオシャレである。古い町並みがまんま残っており、中はシャレたカフェなど。ただ胡同を見るために北京を訪れたくなるほどのモンじゃありません。今日も6kmくらい歩いた。

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胡同の町並み

仕事終了後、昨日の餃子屋さん。今日はバッチリ2人前+56度を決める! それにしても安い。美味しい餃子2人前で100円。千鳥足になるお酒80円ですから。

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