北海道へ行くのに「ヒコウキかフェリー+バイクか?」と聞かれたので瞬時も迷わず

北海道に行く。1)狭い飛行機。2)ノンビリ出来るフェリー+バイクどちらでもいいというので、瞬時も迷わず後者を選ぶ。バイクは私のVストローム1000のライバルであるアフリカツイン。考えてみたらしばらく新しいバイクに乗っていない。またがってエンジン掛けて走り出そうとしたら、クラッチを握れない。レバー、もの凄く硬くて遠くにあります。う~ん!

と思ったらシフトペダルも無し! あらまのツインクラッチです。クラッチだと勘違いしたのはパーキングブレーキ。このミッション、市販された直後に何台か乗ったのだけれど、違和感しかありませんでした。少しガッカリしながらエンジン始動し、セルボタン下のシフトボタンの『D-S』をプッシュ。押すだけで1速に入ります。変速はフルオート、のハズ。

アクセル開けて走り出すと「ありゃま!」。調子いいじゃありませんか! そもそもクラッチミート滑らかで上手! アクセル開度にもよるのだけれど、あまり開けなければ低い回転数でポンポンポンとシフトアップしていく。全くストレス無し。走り出してすぐ首都高の渋滞にハマったが、ノロノロ走行で上手なギアを選んでくれる。バイクのATもありか?

フロントサスは倒立です

また、勝手にVツインだと思っていたら、並列2気筒でした。少し前斜しているものの、いわゆるバーチカルツイン。Vツインとどちらがいいのかは、一般路だと解らんです。ただパワー特性は同じ2気筒のため大差なし。並列2気筒が苦手とする振動も、日本の高速巡航じゃ気にならず。日本仕様は95馬力。10kgm以上のトルクを出すので、必要にして十分です。

左側のディマースイッチはエンジンモードのセレクトが付く。ツーリングや砂利道など3つのモードをチョイス出来、それぞれパワー特性やエンジンブレーキ特性を変えている。現役を離れて相当時間の経っている私レベルだと、標準で何ら問題無し。ツーリングにはピッタリだし、アクセルをガバッと開けたら速いです。当然ながらATのマニュアル操作も可能。

ツーリング用の相棒としちゃなかなか魅力的だと思う。競技車両のノウハウも入っているためフレーム剛性が高く、しかも重量物を中心付近にまとめているため素直な挙動。東京モーターショーで新型出るので、現行モデルの相場は少し下がるかもしれません。御予算あれば迷うこと無く新型。パワーを使い切れないだろうな、と思うなら現行モデルで十分かと。

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