取材で海へ

9時に河芸マリーナを出港! 今年のボートショーから気になっていたヤマハの『FR23』のハンドル握り、初めての伊勢湾を伊良湖水道方向へ。今日は取材のため海です。伊勢湾は東京湾を一回り小さくしたようなサイズ。波の感じもよ〜く似てる。ただフネが少ないため引き波少なく走りやすい。

1時間10分ほど走って神島(三島由紀夫の潮騒で有名。小説だと歌島)近辺に到着。まずは伊良湖水道で釣り。なんだけれど、折からの強い南東風のため神島まで10分くらいの距離から大荒れ! 普通なら釣りなどしない海況。けれど取材だからして気合い入れてタイを狙う。

ウソ偽り無く23フィートのフネじゃ木の葉の如し。お風呂に浮かべた石けん箱を揺らすみたいです。それでも「釣らなきゃイケナイ時は釣る!」(釣れないときは釣れない)のが持ち味。何と! 50cmオーバーの丸々太ったヒラメをゲット! いやいや引いた引いた。面白かったであります。

他のフネを見るとサカナ釣れてないから引き続き神島に上陸。お昼を食べる。ここの漁港はプレジャーボートに対しても解放されており、自由に泊められるそうな。ムカシからこのあたりは人柄の良さで知られるけれど、今も健在。漁港を見に行ったら1kg前後の立派なトラフグが上がってました。

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今年はトラフグ豊漁で安いとのこと。1kg1100円程度なんだとか。東京で喰えば1匹1万5千はするっしょ! 出来れば1週間くらい民宿に滞在し、釣り三昧の日々を送りたいもの。伊勢湾は自分のフネで行って泊められる島や桟橋、漁港がいくらでもあるそうな。うらやましい。

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さらに風光明媚な鳥羽を回る(リアス式の海岸で素晴らしい!)。するとすんごいフネが! デジカメ持ってこなかったので紹介出来ないのが残念。全体の雰囲気は神社。されどブリッジに金のシャチホコがど〜んと乗っており、船首はカメに乗った浦島太郎。横にはエビやタイ。後ろに乙姫様が仁王立ちである。

全く想像出来ないだろうけど、サイケというかアバンギャルドというか”にゃ〜ごや”と伊勢神宮とのコラボというか……。見たらタマゲます。無事撮影も終了し、河芸マリーナへ。クルマで白子駅まで送ってもらい、急ぎの原稿を一本仕上げ、近鉄。名古屋で新幹線に乗り換え帰京。楽しそうな写真がたくさん撮れました。

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One Response to “取材で海へ”

  1. Nobu より:

    はじめまして。いつも楽しく感心させてもらいながら拝見いたしております。国沢さんの、御覧になられたすんごい船ですが、鳥羽湾周遊船だとおもいます。9月の初旬に、子供達と乗船しました。鳥羽の水族館近くから、イルカ島、佐田原港?(記憶が曖昧です)を回る船だと思います。船内には、レストランもありますよ。

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