困ったもんだ

ボランティア用の宿舎を作り、新幹線の駅とボランティアセンターの間に無料送迎バスを走らせることなど簡単なこと。ボランティア担当を管轄する大臣がボランティア用宿舎建設のための義援金を募集すればお金は集まり、バスの運転手だってボランティアで回せる(お金を取らなければ大型二種免許不要)。

これからのシーズン、スキー場の送迎バスが大量に使えるため、機材ぐりの心配だってしなくていい。そしてメディアはボランティアの活躍ぶりをドンドン流す。喜んでいる被災者を紹介する。ボランティアセンターの証明書貰ったら帰りの新幹線の料金を無料にすることだって政府なら出来る。

そういうことを早くやって貰いたい、と国民は願ってます。別に菅さんを辞めさせたいんじゃない。でも昨日の流れを見ていると「辞めさせる」ことが目的だったような気がしてならないです。「本当にやるべきこと」をキッチリ認識している民主党議員は松木けんこう議員だけ(昨晩、思わず激励メール出しちゃいました)。

松木けんこう議員のWeb(右上から激励メール送れます)

震災復興策となると役人は「予算を‥‥」になると思う。そこを知恵でカバーすべく頑張らなくちゃならんのが国民の代表たる議員です。予算もヘチマもない。早急に必要なのは「やる気のある首相」なのだ。いや首相なんか飾りでも居なくてもいいです。良いアイデアを潰さない政府さえあればOK。

私ですら「ボランティアを何とかうまく回して欲しい」と頼まれたら、仕事なんか全部ほっぽらかしてその時点から全力を投入するだろう。同じ思いを持つ人なんか日本に10万人以上いるハズ。なのに全く動かない人間に任せるなんて信じられないです。いや、動かなかったすぐ変えればいいだけ。

いつになったら空回りは止まるのか?

<おすすめ記事>

5 Responses to “困ったもんだ”

  1. 下澤 淳 より:

    松木けんこう議員には感動しましたし、私もメールしようかと思いましたが忙しくて止めました。よく調べてからメールしようと思います。
    ただ、菅総理辞めずに被災地復興は難しいと思います。今回、菅総理は信任されました。実際はどうかは知りませんが、テレビの街頭インタビューなんかでは、選挙やってる時じゃないという意見が多いです。(事実上の民主党信任)
    また、政局じゃなくて政策だとか、国会議員は一丸となって頑張って欲しいとか聞きますが、決定するのが菅総理じゃまともな事は何も出来ないと思います。
    菅総理は原発の冷温停止が目処だとか言ってますが、急ぐほど作業員の被曝量が増えて困難となりますし、どの段階が冷温停止かさっぱりです。任期ギリギリまで総理やるんじゃないでしょうか。
    私は国が何もしてくれなくて、地方自治体に予算が無いなら、自治体が金融機関にお金を借りて、復興してそれを後で国が返済する方法が良いように思います。

  2. かず より:

    阪神大震災の時は、今頃の時期には相当数の仮設住宅があって、ライフラインの復旧もあって道が渋滞するぐらいで。
    渋滞するぐらい初期復旧は進み、2次復旧いわゆる震災前の形に戻るべく再建に向けた軸足に舵を切り始めた頃でした。
    民間や個人の再建は、基本的に自己責任なんでうちも借金してしました。
    じゃあ国が今すぐ為すべき事とは…。
    結局、国や政治家って国民や民間企業のサポート役だと思います。
    金の事や法律など、民だけでは解決しない事柄も含めて、サポートして再建に導く指導的役割を果たして頂きたいです。
    そして、サポートしてもそれが叶わない人々に対しては公的援助や補助をし、サポートしていかなければならないです。
    俺がオレがじゃぁ、物事進まないので。
    今回は犠牲者が多数で、困っている方々も大多数なので、そこは忘れないで。

  3. うなぎ大好き より:

    橋下知事「日本では議院内閣制は無理。一番重要な自分たちのリーダーを選ぶ権利を国会議員に委ねるということはもう日本では成り立たない」と言っている。同感です。総理がクルクル変わる日本。システムがダメなのではないか。橋下知事に日本国の首相、いや、大統領を一回やらせてみたいね〜
    松木は戦闘で自爆した愚かな兵隊です。白虎隊です。残念。

  4. applefanjp より:

    こんばんは。
    本日の熊本日日新聞の「新生面」という一面のコラムに
    「人気を求め、人徳をおろそかにする空気が
    この国に蔓延している。」とありました。
    なるほど、納得です。

  5. nobu より:

    謝罪(反省)と検証。
    簡単に言えば。菅さん人良過ぎ。
    この問題は、すべて自民党の膿と開き直れば良いだけ。
    谷垣も馬鹿過ぎ。まず謝罪。
    そして、検証・対策。
    これが出来ないから、復興が遅れている。
    なぜ?『ゴメン』が言えない?
    謝罪が無ければ、検証は有り得ません。
    だって、誰も悪くないのですよ。
    間違いは誰にも有ります。
    スポーツの世界では。リカバリの上手い選手が一流ですよ!
    間違いを素直に認め、そこから成長する。(二次大戦のアメリカ)
    それを、国民は内閣に求めるべきです。
    検察・警察の暴走も、結局はコレ。
    国沢さんは、聡明なので理解出来ますよね?
    間違わない、ではなく。
    間違ったら如何する?では有りませんか?
    違うなら、反論下さい。
    国沢さんもその傾向は有ります。
    考えたくは有りませんが、関東の風習ですか?
    以上。

このページの先頭へ