安全装備と自然災害は根っこが同じだと思います

今のようにクルマの安全性に大きな差があっても、私からすれば「止めといた方がいいんじゃないの?」というモデルを買う人が少なくない。昨日、軽自動車をメインとするメーカーのクルマを販売している読者の方といろんな話をしたのだけれど、お客さんの大半が安全性のことを深く考えないという。自動ブレーキの性能差なども意識すること無いそうな。さもありなん。

もちろん自動ブレーキが付いていないスポーツモデルのように、理解して選ぶのなら全く問題無い。考えてみたら毎年3万kmくらいクルマのハンドル握っていても、1990年代半ばからエアバッグ付きのクルマになったけれど、お世話になった事故に遭遇したことありません。考えてみたら事故を起こさなければ安全など二の次だ。けれど事故に遭えばハッキリ実力差が出ます。

台風の被災を見て不動産も同じだと思った。私は不動産の立地として真っ先に考えるのは洪水被害。私の子供が引っ越す際、必ず「水が出ないところにしなさい」と言ってきた。もちろん私の家もです。そして地震ですね。したがって家に居るときは問題無い。本来なら不動産屋さんがハザードマップなどを提示し「ここは水が出るかもしれません」くらい言うべきでしょう。

とはいえ外出先で被災したら厳しいかも。クルマを運転していて橋が落ちることだってあるし、繁華街で食事中に大きな地震あったら生き残る自身はない。こうなれば運でしょう。ただリスクは少しでも少なくしてくことにこしたことはない。同じ値段なら安全なクルマを選んだ方がいいし、引っ越しするのであれば水害や地震に強い物件を選ぶべきだと考えます。

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