富士スピードウェイの電気自動車レース、超悔しい展開。しくしく

富士スピードウェイの電気自動車レースです。ここは直線が長く160km/h(メーター読み170km/h)でスピードリミッター効いてしまうリーフにとって厳しいことは解ってました。加えて全開率極めて高く、電池温度上昇も大きい。しかも気温が予想より高く、予選前に電池温度見たら真ん中より一つしか下じゃありません。案の定、予選を三味線弾いて走ったのに温度上がった。

未だに走行前に電池温度下げる妙案が見つからず、今回はサイドシル下まで水で冷やしてみることにしました。バッテリーケースを水で冷やそうという狙い。しかし夏で水温が18度くらいある。クルマ入れたら22度に! これだと効果薄い。次回は氷を入れてバッテリーを5度くらいまで下げたいと思う。リーフe+のバッテリーは温度上がりにくいためイケるでしょう。

今回モデルSの最高速は191km/hでした

ということで予選は半分くらいのパワーで走ったため後ろから数えて3位! どこまで行けるか? スタートが案外良いタイミングで、アクセル70%くらいの加速ながら1コーナーまでに4つ順位を上げる。下はオープニングラップのヘアピンです。ここから上のクルマが手強い! 2台のテスラ・モデルSとテスラ・ロードスター、86改と富士じゃ強いミラ改。

ジワジワ追い上げロードスターをかわし、残すは下の3台+もう1台のテスラに。8ラップくらいで(全11ラップ)皆さん電池温度が厳しくなったのだろう。最初にDMG MIRIのテスラがセーブモードに入りペースダウン。爆裂的に速い(最終コーナーでビッタリ後ろに付けても、1コーナーまでで姿が小さくなっちゃうほど)ミラ改もペースをキープ出来ず前に出る。

ノーマル状態ならリーフe+が世界で最も強いと確信しました

最終ラップに突入するあたりで86改もTAISANのテスラも厳しくなるだろうと予想していたが、全くペースダウンしない。考えてみたらレースの名門であるTAISANが冷却対策してないワケない。86改は元からリーフe+と好勝負。ストレートが速い分だけ届かなかった、ということだと思う。ただもう少し電池冷やした状態でスタート出来たら、十分チャンスあったかと。

これ、ジジイポーズと言われてるらしい

ということで本日も悔しい! 最近判明したのだけれど、勝った時の嬉しさは薄い。勝てなかった人のことを考えてしまうからだ。なのに負けた時の悔しさはもの凄く大きい! だから競技は技術を磨く場として最適なんだと思う。最終戦の袖ケ浦では何とか! 1位はTAISAN東大テスラの地頭所選手。2位にウェルマービルズ86改の金沢選手でした。1位に8秒遅れの3位でございます。

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