意志疎通

今日発売の『エンジン誌』は輸入車ダイ試乗会の特集で素晴らしく読み応えある。美しい映像のDVDも付いて980円なのだからお買い得だ。どれどれ、と自分が担当したクルマの記事を読んでみた。自分で書いたキャデラックCTSと、グランドチェロキーSRT8についちゃ全く問題なし。客観的に書きましたから。

気になるのは「私の短いコメントを引用しつつ他の人が書いた原稿」です。私はケーターハムとベントレー、Aクラス、マスタング、ボクスターも乗っており、そのコメントを引用しながら他の書き手が記事にしている。果たして、と思いながら大井タコ史君担当のケーターハムのページを読んで「なんだこりゃ!」。

「カレーでいえば中辛という国沢氏の評価は物足りなさを感じた結果」と書いてある! どうやら大井はカレーの評価を辛さで決めるらしい。コドモじゃないんだから辛さで勝負してどうする! 味を楽しもうとしたら中辛でしょ。私は「ちょうど良い」と書いたのに、物足りないになってる! ちなみに以下が試乗当日の日記。

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今まで何台かケータラム(ケーターハムというのが一般的ながら、伝道師であるジャスティンさんは英国流にケータラムと発音している)に乗ってきたが、今回試乗した1,6リッターのベースモデル『200』ときたら、ジドウシャの原点みたいだった。

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動かしているだけで楽しい!

ノンビリと道路を走っているだけで気持ちよいのだった。もう40km/hだってシミジミ面白い! ケーターハムと言えばアクセル全開で飛ばすというイメージを持っていただけに、少しばかり衝撃的でした。エンジンはフォードの120馬力1,6L。全くのノーマルだという。イギリス人は古いモノを簡単に捨てない。

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ベントレーとAクラス、ボクスターは私の意志をキッチリと反映させてくれており、全く異論無し! 誤読は大井だけだったか、と思いながら最後のマスタングを読んで「う〜ん!」。実用性評価の項目に「アメリカの道路事情なら5点でもいい」と2点を入れた。しかし記事を担当した人は全然違うことを書いてる。

私が足回りに2点を付けたことにし、アメリカ車のサスペンションはこうじゃなきゃアカンのだ、と追いかけられた。ちなみに私のハンドリング評価は4点で担当した人と同じ。積極的に良い仕上がりだとコメントしてます。たった60字という短いコメントを読解することも難しいということだろうか?

いずれにしろクルマ好きにとっちゃ面白い号だし、こいつを読んでおけば最新の輸入車事情もわかる。ぜひともご一読を。本日は発表会やコンサートなど三つほどイベントがあったのだけれど3月10日売り号の原稿で動けず! 昼過ぎに辛抱タマラズ川口のからだげんきに行っただけで夜まで仕事。


3 Responses to “意志疎通”

  1. アミーゴ5号 より:

    なるほど・・・。
    行き違いは、誤りや勘違いではなく、編集者自身の主観なんでしょうね、きっと。

  2. さね より:

    自分もですが、読解力の低下と思考の停滞でしょう。考えさせられますね…。 昔爺様に言葉は大切に正しく使いなさいと言われましたが、うーん爺様申し訳ない 言語と文章は大切ですね。歴史を記すのも、後世に伝えるのも地球上人類が他の動物とは違う由縁でしょうから。 まあネットを否定する訳ではないですが、顔を合わして表情を見てコマュニケーションする訳でないでもないから、現代においてはより一層気おつけないといけませんね。日本人同士でさえ誤解を招くぐらいだから、言語が違う人達とは顔合わせてコマュニケーションするべきかもなぁ… 政治屋さんなんかは特に。

  3. applefanjp  より:

    相手がどう考えているのか
    それがつかめないなら、
    どんなに忙しくても、確認を取るべきでしょう。
    さらに、このように文章になるというならば
    推敲の段階で確認を取ればいいのになあって
    思います。
    どんなにICTが発達しても
    入力するのは「人」なのですから。

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