けっこうな爆弾コメントです。「30年間で国内自動車販売は30%落ちた。議員さん解ってますか?」

参議院選挙の結果を受け、豊田章男自工会会長がコメントを出しました。興味深いのが内容。意訳すれば「この30年間、国内の自動車市場はずっと右肩下がりを続け、現在は平成初期の7割を下回る売上高です。ちなみに平成初期は各社の売上高を合算すれば国内市場がおよそ8割を占めていました。数字で言えば国内市場の売上高が約24兆円。

海外事業体なども足した連結売上高で約30兆円ですね。平成30年度の決算を見ると国内と海外の生産台数は逆転。海外を含めた連結売上高は75兆円と大きく伸長しましたが国内市場の伸長はそのレベルになく連結の約4割に留まっています。自動車業界各社は主に海外で事業を拡大しながら、日本のものづくりを必死で守ってきました。

日本市場の縮小に加え、諸国で行われている輸入規制により日本生産の車両を海外に持って行くことも難しくなった結果、雇用を維持することはできず減少させてしまうことなってしまいました。国内市場や国内生産がこれ以上縮小していくことになれば、日本の自動車産業が雇用を守っていくことは更に難しくなってしまうという、強い危機感を抱いています」となります。

なるほど、と思う一方、私はもう少し具体的なイメージがあります。

・自工会会長コメントの全文

クルマを存分に楽しもうとすれば、安全と環境をキッチリ解決しなければならない。燃費悪くて汚い排気ガスまき散らし、事故起きることを甘んじていたらアカンということです。政治も全く同じだと思う。何らかの理由で辛い日々を送っている方々もいます。そういった人達は、好んで辛い日々になっているワケじゃない。困っている人達に少しでも楽しい日々を送って欲しい。

トヨタのガーディアンと同じく、社会にもガーディアンというコンセプトが必要だと考えます。といった点で「れいわ新撰組」から2人の議員さんが出てきたことを喜びたい。2議席あれば政党補助金出るし、今後も様々な活動がしやすくなる。我が国はガーディアンのパワーがもう少し必要だと思う。高齢者問題に取り組む人達も、高齢者の人口からすればもう少し増やすべきだろう。

自動運転とガーディアンの関係と同じく、こういった勢力がしっかり対策し「納得出来る日々」を送って貰うようになれば思い切り突っ走ろうという人達のブレーキを踏まないで済む。「未来」は突っ走っていく人達のパワーで決まります。というか世界は突っ走っている人達だらけ。一昔前までの日本は、世界の水準より突っ走っていたからこそ、戦後の荒廃からここまで来た。

ちなみに現在はいわゆる「虻蜂取らず」の状況。辛いヒトは辛いため、突っ走ろうというヒト達にブレーキ掛ける。平均化を目指しているのだろうが、それじゃ平均点数は世界レベルで見ると下がってしまう。直近は平和になってもジリ貧になり、その後はカバーする財力だって無くなる。そのあたりの塩梅を決めるのは選挙で選ばれた政治家。納得出来なければ自力で頑張るのみ!

さて。本日『50日間で女性の顔が変わるのか』というTV番組見て衝撃を受けた。どちらかといえばマイナス志向で生活してきた女性を50日間プラス志向の中で生活させたらどうなるかという企画なのだけれど(このブログが上手にまとまってます)、中間層で悩んでいるヒトにとって最大のパワーは、やっぱりプラス指向になることだと思う。皆さん自分で一歩を踏み出しましょうや。

 

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