新型ブリオ、カコ良す! こいつに1300cc搭載してスポーツモデルを!(3日)

インドシアのモーターショーでホンダは新型ブリオを発表した。フィットより一回りコンパクトなクルマで、マーチやミラージュ、パッソなどと同じ車格になります。もちろんフィットより圧倒的に安価。新興国だとフィットを180万円とすれば、1200ccエンジン積んだブリオは120万円といったイメージ。車重は900kg台でエンジン90馬力とパワフル。けっこう元気よく走る?

新型ブリオ

何より圧倒的に進化したのがスタイル。従来型って新興国をナメてるのかと思うほどカッコ悪かった。もう見た瞬間「なんじゃこりぁああああぁぁぁ~!」と思いましたから。ボディサイズは3815mm x 1680mm x 1485mmで、パッソより少し大きい。こいつを日本で売ったらどうだろう? といっても1200ccの普通のグレードをパッソと同じ価格で売っても面白くない。

従来型ブリオ

何と新型ブリオには『RS』というグレードがあり、なかなかカコ良い! こいつに日本仕様はフィット1300ccのエンジンを若干チューンして搭載したらどうよ。110馬力だって十分走ると思う。フィットのエンジンなら日本適合も不要。140万円台で売ったら、きっとお客さんはいる。1600ccの140馬力くらいを搭載してやれば、もはや相当なスポーツハッチです。

新型ブリオ

従来型のカッコ悪いブリオだと全くその気にならないけれど、新型ならイケる! さらに次期型BR-Vも新型ブリオがベースになる。だったらサイド&カーテンエアバッグと自動ブレーキも同時開発し、衝突安全対応したらBR-Vだって日本に導入出来る。そいつをサイド&カーテンエアバッグと自動ブレーキ付きの安全パッケージ仕様を新興国で売るのもいいと思う。

従来型ブリオ

新興国やヨーロッパに持って行きモータースポーツ車両のベースにすることだって出来る。超カッコ悪い従来型ブリオだって競技車両にしたらこんなカッコ良くなります。新型シビック用の3気筒1000ccターボを搭載すると、R2クラスのベース車両になるし。ホンダにとって必要なのは、こういったお手頃価格でキラリと光る魅力を持ったクルマですよ。

写真/タイF2ラリー

なのに現実は大失敗三部作を演じようとしてる。言うまでも無くクラリティPHEVとCR-V、3代目インサイトですね。いずれもクルマとしちゃ上等。日本にお客さんがいないだけながら、見事に失敗する。だったらブリオのスポーツモデルとBR-V(現行モデルで安全対応し、次期型モデルに引き継いだらムダな投資にならない)をラインアップしたらいい。絶対売れると思う。

インドネシア工場製はシート表皮や樹脂部品など若干質感低いものの、日本で作ったらシャッキリする。そうそう。従来型ブリオのリアハッチ、開かなかったため不評でした(ガラスだけ開く)。新型になってハッチドアタイプになり、世界中に通用します。

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