日産とBMWの手放し宣伝。不評! 皆さん車間距離制御付きクルコン使ってますか?

日産とBMWがTVなどのコマーシャルで「ハンズオフ走行」のアピールをしている。手を離したまま走っているシーンを使ってます。機能的にも法規的にも問題あまり無し。新型3シリーズと夏に登場するスカイラインの車間距離制御付きクルコン、何かあった時にすぐ対応出来るよう常時監視していれば(手の位置はヒザの上かハンドルの直近が条件)OK。

それはさておき、どこの自動車メーカーも実際に調査してみると車間距離制御付きクルコンの利用率は驚くほど少ないという。特に女性は99%以上「使っていない」。考えてみたらウチにも車間距離制御付きクルコン付きのクルマがあるけれど、ヨメさんは「怖い」と言って使わない。運転に自信の無い人ほど使わない傾向。短い距離だとそもそも不要かと。

実用性をほとんど考えていないメーカーもある。以前ステップワゴンの車間距離制御付きクルコンでETCゲートなどからの追従時の加速が決定的に悪いので開発部門に「開発チームは公道で車間距離制御付きクルコンを使っていないのでは無いか? なぜ他のメーカーと同じように加速させないのか」と聞いた。答えは驚いたことに「加速時はアクセル踏みます」。

チェック走行などで公道を走るときも、アクセル踏んで先行車に付いていくという。「使いにくい」と言ったら「運転に不慣れな人の安全を考えたためです」。だったら車間距離制御付きクルコンなんか不要だと思いますけどね。さらに使われていないのがレーンキープ。他の人が運転するクルマに乗ってもレーンキープを積極的に使う人を見たことが無い。

ちなみに私はこの手のデバイスが大好物のため、付いていたら必ず使います。文頭に戻る。日産もBMWもハンズオフ走行のアピールをしても、あまり反応無いという。むしろ「そんなことしていいのか?」という批判的な意見が多いそうな。そらそうでしょうね。自動運転、完全なシステムなら皆さん欲しい反面、過渡期の不完全な状態だと否定の意見多数かと。

皆さんいかが思いますか? 私はこの手のデバイス、事故を防ぐため絶対に必要だと認識している。安全を確保するための重要な運転アシストの一つに位置づけ、その機能を鍛えていくべきだと考えます。

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