日産ヘリテージコレクションでテリー伊藤さんとTV番組の収録(24日)

日本TV『深層ニュース』(27日金曜日22時~23時。BS日テレ)の取材で久し振りに日産ヘリテージコレクションへ。テリー伊藤さんと一緒にクルマの話を番組の半分近い尺でやります。それにしてもココは来る度にため息が出る。コレクション、私は世界一だと思う。普通、博物館って基本的にはヒストリカルな希少車や、お金持ちの自慢に終始します。

もちろん日産ヘリテージコレクションにも、オークションに出たら10億円の値が付いても不思議じゃ無いプリンスR380とかある。アメリカで初めて成功した日本車であるフェアレディZ(個人的にはワールドカップに相応するモンテカルロラリーで3位に入ったモデルが萌える)や、サファリラリーで大暴れしたPA10なんかはクルマをオカヅに御飯10杯くらい食べられそう。

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ジジイ世代のレース好きならプリンスR380とニッサンR380、R381、R382、R383が並んでいるのを見て感激ヒデキ。もう少し若いクルマ好きであれば、ル・マンやデイトナ、日本で大暴れしたグループCカーを見て愕然とすることだろう。憧れたクルマやレーシングカー達のホンモノが並んでるんですから。しかも出所怪しいクルマぢゃない。全て正真正銘ホンモノ。

脱線した。日産ヘリテージコレクションの凄さは、これといった人気無い普通のクルマまで揃っていること。今回改めて見ていくと『マーチ・コレット』とかもある。このクルマ、初代マーチのモデル末期に出した超お買い得仕様だ。はたまた不人気車の『ブルーバードU1600GL』なども! 量販車ながらブルーバードUなんか残ってないんじゃなかろうか。

ここは一般公開もしている。事前予約が必要ながら、クルマ好きなら入った瞬間から昔大切にしていたオモチャ箱をひっくり返したような気持ちになることだろう。機会あったらぜひとも訪れてみて頂きたく。泣けるのは全てのクルマが良好なコンディションを維持していること。基本的にエンジン掛かるという。本日もケンメリGT-Rのエンジン掛けて貰った。セル一発でした。

もう楽しくて楽しくどうしようもありません! 1台1台に深い思い出がある。今回の番組、尺の都合で3台くらいしか取り上げられなかったのだけれど、それぞれ1時間くらいウンチクを話せるほど。ココに来ると日産のフトコロの深さを改めて思い知る。紹介した写真だけでも私の思うところは解って貰えるんじゃなかろうか。クルマ好きと泊まって一晩中話をしたい。

嬉しいことに番組キャスターの吉竹さん、格段クルマ好きではなかったというが、テリー伊藤さんや私と話をしているウチ、どんどん楽しくなってきたという。私のリーフのフルバケットシートに座ってもらったら、こんなシートは初めてだと喜んで貰いました。キャスターの皆さんもクルマ好き! 最近TV出演といえば事故や不祥事。楽しいTV取材は久々でございます。

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