日記 4月14日~17日

4月14日 昼前からTV東京の撮影のため以前ベストカーで紹介した三郷の『朝日自動車販売』へ。ここの自動車屋さん、誰でも買えそうな旧車を多数集めていることで有名。行く度に欲しいクルマが並んでます。今回けっこうシビれたのは箱スカHTの豪華仕様車であるGT-X。GT-Rよりずっと実用的で付き合い易い。今見ても超シビレるカッコ良さぢゃありませんか! ちなみに隣に並んでいるケン&メリもGT-Xだった。

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朝日自動車の大将に聞いたら「同じネダンですよ」。こら迷うヒトが多いだろう。ちなみに私なら1秒も迷わず箱スカ。久々に運転席に座ってみたら、必要にして十分な居住性を持ってるしインテリアもオシャレ。デザインだって全幅1595mmしかないと思えない存在感です。

さらに38年前のタテ目グロリア(エンジンは日産のL20)と47年前のブルーバード(何とワンオーナー!)に試乗する。どちらも予想していたよりずっと普通に走るから驚く。グロリアなんかパワステ無いのを除けば足に使えそう。

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これが伝説の『G7』。当時としちゃ画期的なOHCですリアに大きくプリンスの文字が入る前期型のグロリアもあった。このクルマ、ベンツの6気筒のパクりと言われるプリンス製『G7』というエンジンを搭載している。どれどれ、と見てみたら、やっぱりベンツそっくり! 大いに楽しんで帰宅し、溜まり始めた原稿書き。

気晴らしにユーチューブ。チャリドリの名人芸見て思わず拍手しちゃいました! アブナイので推奨しないですけど……。

4月15日 午前中原稿書き。締め切りがけっこうタイトになってきました。昼過ぎにボクスターで家を出て銀座へ。国沢学校の打ち合わせ。来週より少しづつに動き始めます。終了後、天気良いから、と屋根を開け、東銀座から首都高に入り、台場、羽田、横浜と抜け湘南まで。天気良いとオープンは最高に気持ちイイ。

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加えて東京近郊を走っているディーゼルの排気ガスも気にならなくなってきた。トンネルの中でさえ息を止めなくてOKですから。やっぱりボクスターってカッコ良いと思う。ミドシップ好きジジイの相棒としちゃピッタリかと。明日は早朝からフネの試乗会があるため前泊であります。

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4月16日 起きると窓の外はベタ凪の湘南海岸。最高の試乗日和であります。50馬力の新型エンジンの技術解説を受けた後、マリーナへ。セットされている写真のフネはABS製で(FRPより軽いけれどベナベナの樹脂)、300kg少々しかないそうな。

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手を振ってるのはフェネックの市原君

真ん中に座ってないと手こぎボートの如く傾く。転倒する危険性は無いそうだけれど、こんなんで私のフネ(29ノット)より速い32ノット出るというのだから驚く。大丈夫か? 素晴らしいのが燃費。このエンジンからリーンバーン制御を採用したとのこと。

4千回転巡航で1時間あたり7リッターしか喰っていない。115馬力なら17~18リッターくらいで済みそう。私の115馬力が4千回転=22リッター程度なので、ホンダの主張通り20%くらい燃費良い感じ。2ストから4ストになり劇的に燃費良くなった船外機なれど、まだまだ進化してる。とりあえず32ノット出してみたが、スリル満点でした。

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続いて225馬力×2のロバロ(26フィート。エンジン込みで1500万円程度)に乗る。全開すると40ノット! 条件良ければ47ノットまで出るという。クルマなら300kmに相当するスピード感をイメージしてもらえばよかろう。なみに全開だと1時間で150リッター使うそうな。私の財政事情だと無理。終了後、都内で打ち合わせ。帰宅し原稿書き。

4月17日 昨日は1500マンエンのフネだったけれど、今日はコイツであります! 6時起きしてCTアミーゴの取材のため多摩湖へ。30年ぶりくらいに来ました。ここ、西武鉄道山口線(通称おとぎ電車)というのがあり、1970年代中頃からコッペルというドイツ製の小さい蒸気機関車を走らせていた。

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カメラマンの高木君と編集石田君。併走の写真撮り中

高校時代すでに雪の宗谷本線塩狩峠までC55を撮りに行っちゃうくらい気合い入った蒸気機関車好きだった私は、何度も乗りに来てました。現在線路だったブブンは遊歩道になっており、もはや鉄道があったことさえ解らない状態。取材の最後に井の頭公園でボート。昨日に引き続きフネであります。フジトモ嬢は手こぎボート初体験だったとか。普通中坊くらいの時にデートで乗らね~か? 終了後、ソッコー帰って原稿書き。

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それなりに楽しい。

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