最悪を考えよう

昨日「自動車事故対策機構」なんか始業仕分けで廃止の対象にしろ、と書いたら「助かっている人もいるんだから気軽に言わないで欲しい」みたいな意見を貰った。確かにその通りだと思う。事業仕分けの対象となった他の部門にも言えること。天下り機関だって存在意義をアピールするためホンの少し仕事してます。

逆に言うと「少数のホントに困っている人」を人質に取り、天下り役人は多額の収入を得ている。イザとなったら困っている人たちを声を出して貰い、メディアや世論を抑えようという作戦。こういった状況を何とかするのが政治本来の姿。困っている人たちの声を直接聞き、費用対効果のある方策を探ればいい。

ただ困っている人たちも、冷静になって考えるべきかと。このままだと間違いなく財政破綻し全く援助を受けられない状態になるだろう。というか、財政破綻した際、真っ先に厳しい立場になるのはサバイバル能力の低い弱者です。助けてくれるの、間違っても自動車事故対策の天下り役人じゃありません。

財政破綻のハイパーインフレ起きたら、日本人全てが自分の食い扶持を確保するだけで一杯一杯になるだろう。私だってどうなるか解らない。といったことまで考えてロンギしなくちゃならない問題だと思う。そろそろ財政破綻した時のセーフティネットを政治で考えなくちゃダメな時期になってきたかと。

夜、中野で近所の薬局に逆流性食道炎のクスリが切れたので『ガスター10』を買いに行ったら「薬事法の改訂で販売できなくなったんです」。ありゃま! 薬局でもダメなんだ! 他の薬局に行くと「しばらくお待ちください」。資格のある人が説明しないと売れないのだという。「効果あるクスリはシノギを取るぞ!」ということか。

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2 Responses to “最悪を考えよう”

  1. ムチムチどん より:

    同じ薬のコトで、まったく同じ対応を経験。
    便利なんだか不便なんだか、薬剤師さんの
    立場も解かるし、いろんなことが面倒(必要以上に)になって行きますネー。

  2. ヒロポン より:

    星の数ほどある独立行政法人等はゼロベースで考えるべきではないかと思います。今のペースで事業仕分けを行っていては仕分けが終わる前に日本国が潰れてしまう、、、
    一度、全ての独立行政法人等を無くし、本当に必要な法人だけを復活させるぐらいのやり方をしないと間に合わないと思います。
    追伸
    公務員(議員を含む)の給料の2割カット+ボーナスカット
    年金カット(現在の現役世代よりも多い年金額の方対象)ぐらいはすぐに出来るのではないでしょうか?

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