秋田まで

秋田県の田沢湖まで電気自動車用燃焼式ヒーターの実験を取材に行く。9時56分発の『はやて・こまち』に乗るべく東京駅へ行ったら、下のような新幹線が出て行く。なんだなんだ! 右側は『こまち』で普通の形状。されど左側の車両の「鼻」の長さときたら常識の外。大げさに言えば1両の半分がムダだ。

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ムカシから新幹線にゃ全く興味ないけど調べてみたら、右が『E3系』。左は昨年11月にデビューした『E5系』というらしい。最高速それぞれ275km/hと320km/h(当面は300km/hで営業運転中)。普通のカッコで275km/h出せるのに、320km/h出そうとしたらソウなっちゃうの?

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E5系、意外なことに良い仕上げである。普通、JRの車両っていかにも「金属を叩きました!」って感じで表面がボコボコしてるのに、滑らか。まさかプレスじゃあるまい。パテで仕上げてるのか? 運転席のタイトさにも驚く。ちなみに長いのは、トンネルに入った時の空気圧変化を小さくするためだと思う。

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それにしても速くなったモンだ! 東京を9時56分に出て田沢湖に着いたの13時! 3時間4分で秋田県だもの。ただ盛岡から先の在来線区間に入るや、極端に遅くなるのがご愛敬。驚いたのは田沢湖線も標準軌(新幹線以外は狭軌)になっていたこと。貨物列車は走れませんね。

また、客のマナー(特にオヤジ連中)の悪さに驚いた! 横に寝っ転がって通路に足を出してるオヤジや、デカい声で携帯使ってるオヤジ居るワ(降りるときに通り掛かった場所だったので文句言わなかった)、カベに足を上げて寝てるオヤジいるワ。東海道新幹線じゃ見られない客層でございます。

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ぢゃ秋田や青森の人達のマナーが悪いのかとなれば、そんなこと全然無し。なぜか東北新幹線の客層だけアカンです。東北の七不思議をあげるとしたら、必ず入れたい。取材終了後、田沢湖駅前の居酒屋で熱燗を一杯。当たり前の如く秋田のお酒、高清水でございました。17時28分の『こまち』に乗り東京。

取材の内容についちゃ『ECOカーアジア』で。


8 Responses to “秋田まで”

  1. Min より:

    田沢湖に向かう在来線の長閑な駅で写真を撮っていた時に、突如あの異様な形の新幹線が通過してビックリした事があります。こんな所を走らせて大丈夫?って感じですね。 先頭車両の半分は人が乗れないんですか。性能の為には必要な形なんでしょうね。なぜか蓮舫が言ってた「一番じゃなければいけないんですか?」の言葉を思い出してしまいました(笑:一番は大切な事とは思います)

  2. アミーゴ5号 より:

    EVの暖房問題を、かたやヒートポンプ、かたやミニミニ内燃装置で解決する。本当に技術って素晴らしい〜。
    自分は「電気はプラスからマイナスに流れる。電子はマイナスからプラスに流れる。」が理解できずに躓いてしまいましたが、今度生まれ変わったら絶対理系にいきたいと思います。

  3. applefanjp より:

    新幹線、やはり日本の技術の塊。
    あの国に安売りすべきではなかった。
    これからも。
    ロケット技術のように
    設計段階からブラックボックスの部分を作り
    絶対に譲らないようにして欲しいって
    師匠のレポートから思いました。
    そうそう、うまい酒も!

  4. キョロチュウ より:

    私も先月、E5系とE3系を連結した「はやて」に乗りました。
    E2「やまびこ」に比較すると静粛性がアップしているような
    感じを受けました。コンセントがあるので携帯やパソコンの
    充電ができて便利ですね。
    そう、ボディの仕上げがかなり良いですよね。
    旧型の成田エクスプレスなんか、いかにも板金の叩きだし
    で表面がベコベコしていましたよ。新幹線を担当する
    板金職人はやはり超一流の腕前らしいです。
    http://j-net21.smrj.go.jp/develop/forest/entry/2010052704.html
    でも新幹線の場合、長期間使用すると気圧の変化で劣化してくる
    そうです。

  5. TOKYO より:

    秋田新幹線「こまち」も来年春には新型車両(E6系)が走り出しますよ。
    形はE5系とにたような感じで色は茜色です。
    ちなみにデザインは「奥山清行」さんです。
    足を上げている人ですが、以前、東海道新幹線でも見ました。
    足を上げているといっても前の座席の上の方に足をかけていました。
    グリーン車に乗っていたのですが、若い女性でしたね。
    隣に母親とおぼしき方も座っていたのですが、注意することもありませんでした。
    この母親にしてこの娘なんだな、と感じましたね。

  6. mmk より:

    新幹線のデザイン。特にこのE5系のような前頭部の異様に長いスタイルは空力やトンネルでの衝撃波の低減等の幾多の要求を満たすものと聞いていますが、違和感が拭えません。同じく時速300㎞超走行を企図し、JR西日本がドイツのデザインハウスに意匠設計をさせた500系が一般の人たちからは絶賛されたようにはいかないようです。四角い断面を持つ鉄道車両の特徴を維持しつつ要求項目を満足させている日本の設計と、航空機のような丸い断面に変更することにより前頭部から車両全体、さらには編成全体の感性的な美しさを実現した外国のデザイン、そして後者の500系は主流にはならず引退しつつある現実を見ると、自動車についてもデザインを多少の例外はあっても日本人中心でやっていていいのかを考えさせられます。新幹線が海外への売り込みでフランスTJVやドイツICEに負けているのには、価格や技術だけではなくデザインも無関係とは思われません。(ご参考までに500系についてのウィキのアドレスです。)
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%B9%B9%E7%B7%9A500%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A

  7. Rotarycoupe より:

    500系はスポーツカー、700系はミニバンですね。500系は最高速に達した瞬間、それまでの加速Gが消えるのが体感できるくらいに加速が速くて驚いたものです。でも同僚には、500系は中が狭いと不評でした。これってまさにスポーツカーとミニバン、日本でスポーツカーが売れないのは、車のせいではないのだなと思わされました。

  8. キョロチュウ より:

    今日の日経ネットにJR東日本の新幹線清掃スタッフが
    取り上げられています。世界からも見学にくるそうです。
    http://www.nikkei.com/video/?bclid=67379774001&bctid=359658259002&scrl=1

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