総火演2018。新型戦車の実弾射撃は1度見るべき価値があります!(25日)

何年ぶりかの富士総合火力演習の教育演習日。主に自衛隊員や関係者向けのの総火演だと思って貰えばよい。内容一緒。最初の1時間で榴弾砲から戦車まで陸上自衛隊が持ってる装備の実弾射撃を行う。前回来た時は10式戦車(ヒトマルシキセンシャ)実弾射撃無し。ちなみに10式の10は2010年正式採用装備という意味。90式戦車の後継じゃ無くその前の74式戦車の代替になる。

90式戦車(50トン)は国際基準に近づけるため74式戦車(38トン)より大きく重くなった。結果、運用に制限出てしまったため10式戦車は44トンに小型化。並んでいた実車を見ると、なるほど一回り小さい。性能は「世界の戦車TOP10」の上位に上げられるようだが、実戦経験無し。エイブラムス(米)やレオパルド(独)、チャレンジャー(英)の次くらいか?

何度見ても戦車の砲撃はすさまじい! 今回こんな近くで4両同時砲撃シーンあったけれど、花火を圧倒する衝撃受ける。こんなにの撃たれたらオシマイです。されど対戦車ヘリは戦車を軽く破壊するというから凄い。そんな対戦車ヘリも歩兵が持ち運べる肩載せ式ミサイルで飽和攻撃されたら厳しい。武器って総合的な優劣無く(ジャンケンみたいなもの)、運用次第なのだった。

上は10式戦車の、あまり見たこと無いリアビュー。けっこうワイド&ローのフォルムを持つ。エンジン、リア搭載です。下の車両は今年から配備され始めた水陸両用車『AAV7』。ナンかデザイン傾向が違いますね、と感じた人は鋭い。陸上自衛隊の装備、ヘリなどを除けば全て国産なのだけれどAAV7だけアメリカ製。次世代モデルは国産化しようとしているようだ。

後段の演習内容は「島嶼部に対する攻撃への対応」。つまり尖閣奪還作戦しか考えられませんワな。そんなことやって中国を刺激することなどないのに、と思う。しかも演習ってコチラから一方的に撃ち込むのみ。派手で頼もしくてカコよい。しかし! 相手だって同等の武器で実弾を撃ち込んでくる。戦車とか榴弾、ミサイルなど飛んでくると考えたら恐ろしいです!

ラストシーンは陸上装備と航空装備の総登場になり皆さん拍手喝采してたが、甘くないです。もし領土問題で収拾付かなくなりドンパチやるなら、尖閣の洞窟の中「国旗」をしまっておき、両国無人でバトル。国旗を先に取った方が優先権持つようにすればいい。少なくとも人に向かって撃つようなモンじゃない。お互いムダだ。無人のバトルで十分強さを証明出来ることだろう。

前段と後段の間の休憩時間、座っていたら佐藤参議院議員が歩いてきて握手され名刺を渡される。ここはホームなので皆さん応援団という意識なんだろう。そんな私は反対派なのかといえば、そんなこともない。国家たるもの、武装は必要だと思う。ただイージス・アショアのように、意味ないだけで無くロシアや中国へケンカ売るようなコスパ悪い装備は不要だと考えます。

総火演、教育演習日でも2万人くらい集まるらしい。しかも現地に駐車場無し。この人数を御殿場駅からのバスや、分散されて用意された駐車場から大きな混乱無くキッチリ運ぶ(バスでピストン輸送)というノウハウに驚く。トイレの数や案内のレベルなども全く不満無し。日本でWRCを開くなら、自衛隊で観客の移動を担当しているチームなどに話を聞いてみるべきだろう。

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