警察の「ハイビーム使え!」作戦はシオシオのパーす(16日)

警察は突如「ハイビームを使え」と言い出したものの、どうやら向かい風が強かったらしい。その後、ウンともスンとも言わなくなってしまった。聞くところによればエキセントリックな思想の持ち主の官僚の持論らしく、声高に主張しだすや周囲は「困ったモンだ」状態だったそうな。そらそうだ。

日産がスポンサードしてる『思いやりライト』という暗くなったら早めにヘッドライト点けて事故を減らそうと言う半ば公的な啓蒙活動でも「暗い場所ではハイビーム。街中は迷惑を掛けないロービームで走りましょう」とハイビームを基本とする警察の主張からリアルワールドの方に踏み込んでいる。

警察もハイビームで走れと言ったものの、原理主義者のオタンコ共が支持するのみで、大半は「ナニ言ってんのアンタら?」てな雰囲気。警察の主張開始直後こそハイビームで走る黄昏野郎が目立ったものの、今や元通りになった。ヨカッタヨカッタ。クルマに乗ってる人達は常識的です。

翻って同じく警察が突如「自転車は車道を走れ」と言い始めた件、自転車乗りは常識より警察の言うことを聞く傾向。東京都内の歩道は大半が自転車走行可能となっているのに「車道を堂々と走ってもいいのね!」。後方確認もせず車道に飛び出してくる自転車についちゃ全く減らない。

むしろ最近になって「当然の権利だ!」とばかり、堂々と車道を走る自転車も目立ってきた。けれどアブナイです。かくなる上は早く自転車にも税金と保険の加入を義務づけ、その代わり安心して走れる自転車専用レーンの整備を早急に行うべきだと思う。やはりクルマと自転車は分離しないと危険。

 

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