青いWRX S4、来週納車です(14日)

クルマ好きたるモノ、環境問題と走る楽しさの追求は、なかなか奥行きのあるテーマになってきた。ここ数年、ず~っと考えているのだけれど「両立しようとしたって難しい」というのが直近の結論のような気がします。ということで「楽しさ」を忘れないため、インプレッサWRXでラリーやってました。

しかし! さすがに古い! GDB、なんたって2005年式です。10年経った。そこで新しい世代にステップアップすることにした次第。さてさて。グラベルを楽しく走ろうとしたら4WDしかない。私としちゃ珍しくじっくり考えた結果、WRX S4にクルマ好きの夢を託すことにしたのでございます。

といっても全日本ラリーはJAF登録されていないS4だと出場できない。出場できたとしても、CVTのオイルクーラーを付けないと競技は難しいのだった(レギュレーションでオイルクーラーは付けられない)。アジア地域のナショナルチャンピオンシップならオイルクーラーOKだ。

S4の直噴エンジンはSTIより低回転域のトルクの立ち上がりが早く、しかもCVTなので最高出力回転数をキープ出来る。加えて吸気量をキッチリ計り、最適の燃料吹く直噴だからして33口径のリストリクターを付けたってモーテックのような高くて特殊なコンピューター不要。

信頼性高く、どんなガソリン入れても壊れないノーマルコンピューターをそのまま使えるという点が素敵でしょう。今まで乗っていたラリー車のような「壊れないよう安全マージン取ったモーテック」よりずっとパワー出ると思う。限りなくノーマルに近いクルマで国際ラリーに出る、というのが私のスタンス。

出場可能なのはマレーシアやタイのラリーと、キングスカップ。モチのロンでエアコン付き! ここでオモシロイ走りが出来たなら、ラリーは新しい時代に入ると思う。ちなみに出来れば(ロールバーが避けられれば、という意味)アイサイトも残しておきたい。いろんな意味でめちゃくちゃ楽しみ!

もしアイサイト付き&限りなくノーマルのS4で競技出てソコソコの結果を残せたなら、安全で楽しいという新しい世代の最高のスポーツカーになる。私は可能性の無いチャレンジなどしない。今年の末になれば「なるほど!」とクルマ好きをウならせられると思います。

羽根が付いた青いWRXのS4、早ければ来週の末に登録出来る予定。早速ロールケージ入れなくちゃ!

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