12月4日

午前中仕事。11時に家を出てベイサイドマリーナへ。逗子の試乗会とうってかわって素晴らしい好天! このまま大島だって行けちゃうくらいのコンディションであります! まずはオカザキヨットで輸入している『ノルディックタグ32』から。写真のような「タグ」と呼ばれる汽船風のスタイルが特長。

12041エンジンは280馬力のボルボD6

普通32フィート(9,6m)のフネと言えば、少なくとも300馬力×2程度のエンジンを搭載。30ノット(約55km)出る代わり、1時間80L前後の軽油を消費する。タグは比較的小さいエンジンを搭載し、燃費も良い。このフネの場合、8ノット巡航(約15km)で1時間10Lという感じ。同じ距離なら燃費半分です。ノルデックタグには26フィート(8m)という小型のタイプもある。60歳になったらこいつで日本一周したい。そんなことを考えつつノンビリ走ってたら、目の前を次に乗る『Cabo43C』が通過! う~ん! パワフルでカッコ良い! なんたって800馬力×2。43フィート(約13m)の大きな船体を34ノット(62km)で走らせるそうな。

12042試乗艇は1億2千万円

一旦マリーナに戻り、Cabo43Cに乗り換える。このフネ、トローリングを趣味とする人の憧れ。アメリカのフネと思えないほど丁寧に作られています。例えばネジのアタマ一つ取っても、全て同じ向きになってるのだ。意地になって船体全てのボルトを確認してみたが、最後の方はウナるばかり。湾外に出て全開してみたら、なるほど速い! 2300回転ほど回って34,3ノット。これだけ出すと1時間300Lの軽油を消費する。ちなみに18ノットで巡航すれば1時間100L。2600Lタンクを満タンにすると、東京から鹿児島までノンストップも可能。まぁリッター100円の免税軽油で26万円掛かりますが……。こう書くと極悪非道の乗り物に感じるかもしれないが、皆さん年に2~3回しかカジキ釣りに出ない。しかも7~8人乗って数日遊べる。経済ってお金が回らないと活性化しない。お金のある人はぜひどうぞ! そんなことを考えつつCabo43Cを堪能す。さすが荒れた海をモノともしないだけあって、ボディ剛性も素晴らしい! ベイサイドマリーナから、そのまま赤坂で行われるプジョー/シトロエンの忘年会へ。何と!トルシエさんが居ました! シャツの背中にサイン貰おうかと思ったけど、恥ずかしかったので断念。

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