Pinプリウス2

原稿依頼が遅れたため昼まで時間があいた。こらカレイ釣りだ! と海況を見たら北からの爆風! 当たらない天気予報によれば朝に北風は収まっているということだったが‥‥。東京灯標のデータだと15mも吹いてる。ダメだワな。とりあえず来週アタマの締め切り分の原稿を書くことに。

プラグインプリウスの評価、オールアバウトで書いてみました。プラグインプリウスについての試乗レポートを片っ端から読むも、エネルギーコスト的な観点から論じている人はいない。なぜだろう? 仕方ないので自分で試算してみる。ありゃりゃ? 長い距離走るとプリウスに勝てないぢゃないの!

オールアバウトのレポート

かといって短い距離ならリーフに代表される電気自動車の方が有利。強いて言えば「基本的に1回20km以内ながら、1週間に一度くらい長距離を走る。しかも昼間留守がちなオール電化住宅の人」という使い方でトクするくらいか? 少なくとも私の使い方だとプラグインプリウスはあり得ない。

1)1回20kmまでの乗り方ならプリウスもプラグインプリウスもリーフも、車両価格+10万km分のエネルギーコストを加えればイーブン。
2)1回20km以上の乗り方だと、エネルギーコストを考えるとプリウスより高い。したがってプリウスを買うべき。
3)意外なことに1回120kmくらいまでの乗り方なら、この3車の中でリーフが最も安く付く。

1kWhあたり8円22銭の深夜電力が使えれば私の使い方でもプリウスに勝てる。ただ逆にリーフと比べた時の優位性は薄れてしまう。以上、車両価格の差を30万円(60万円差で30万円の補助金が出たケースも想定)とした。20万円差くらいに抑えられ、深夜電力が使えたならプラグインプリウス有利です。

最初の印象通り、このままだと厳しいと思う。そうそう。もう一つの走行パターンを明日試してみようと考えている。果たして私の予想通りの結果になるか、それとも思った通りの制御になっていないか? 駐車場代を節約すべく今日はF650GDで中野へ。近距離だとデガい。ホーネットを整備しましょう。

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3 Responses to “Pinプリウス2”

  1. かず より:

    EV走行23キロというトヨタ自動車の設定は、充電代や車両価格の設定に左右されそうですね。
    充電代が安くて、ガソリン使用量が減らせなおかつ低価格でコストパフォーマンスで勝負かけないと、中途半端なプリウスにも成りうるかも。
    ノーマルプリウスに対してあまり価格差が生じない事、死守ですね。
    小型のハイブリッドがリッター4十数キロという燃費でプリアイに登場予定みたいですし。
    このプリアイという米国トヨタでのプリウスファミリーの表現する名称、アメリカだけでしか広がらないのかなぁ〜?
    ちょっと使って見ました。
    あと、兵庫県警の初代プリウス後期型パトカーはかなりコストパフォーマンスに効果有りですね。
    まだ現役パトです。
    20型パトカーも有りますが、30型はまだみたいです。
    駐車違反の取り締まり、府警出向の若手キャリア君が言い出しそうな、現場の人間を書類書きの嵐にしてくれそうなアイデアですね。
    府警からあんまり出るアイデアには、思えませんが。

  2. ぱんだねこ より:

    EV,PHEVのコストは電力インフラと強く結びついていることが分かり、勉強になりました。
    充電器不足だからといって、家で充電するにも値段的な問題があるとは・・・。とりあえず200Vは引けるからそれでゴマ化すしか手はなさそう。でも、現状でも1回120kmならほとんどの人の使い方はカバーできるから、リーフがいいのかな。
    私の住んでいる地方都市の道の駅(T県O市)にも急速充電器ができましたでの、通勤にリーフが使えたらここで充電・・・なんちゃって。それにしてもいつの間に、というかリーフの発売に合わせたのかな。
    EVは1充電で100km走れればよいので、軽く安く作ってくれれば、中型急速充電器でも良くなると思います。と言う意味でi-MIEVに期待しているのですが。
    まあ、過渡期ですからいろいろ問題もありましょうが、少なくとも年単位で解決してくれると思うのでじっくり見守っていこうと思います。

  3. ささき より:

    国沢様
    土曜日に美登里でウナギを食べさせていただいた佐々木でございます。
    東京マラソンの写真とコメントを前にラリーのスポンサードをさせていただいたときに永田様より
    いただいたyahooのMAILアドレスへ送らせてもらいました。違うアドレスに送る必要があればご連絡下さい。

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