BMWの最新型運転アシストの実力が判りました~

BMWの新しい世代の運転アシストの大雑把な性能が分かりました。まずステアリングアシストだけれど、渋滞中連続して時間無制限でハンドル制御をするのは車速17km/hくらいまで。それ以上の速度になると2パターンの制御となっている。高い車速域は普通に「10秒で警告。30秒でアシストオフ」。

アイサイトツーリングアシストは手放し出来ない

渋滞中であり17~50km/hくらいまでの速度域は30秒~1分少々アシストし、その後、下のような「ハンドル握れ」の表示が30秒出てアシストオフになる。ちなみに新世代のボルボだと、先行車が2台以上いれば60km/h程度まで連続してステアリングアシストしてくれます。

けっこう感心したのがレーンキープの正確度。日産プロパイロットと違い、左右にフラフラすることなくビシッと直進する。ハンドル制御のなめらかさは、ボルボやスバルを凌ぐほど。また、ハンドルを握っているかどうかの判別を静電センサーで行ってた。こら素晴らしいと感心しきり。

普通、ハンドル握っているかどうかの判定はトルクセンサーを使う。したがってスバルのように直進安定性良いとハンドル操作しないので「握ってない」と判定されてしまう。たまにハンドルを左右に揺すってやらないとダメ。静電センサーだとハンドルに触れているだけでOK。

3枚の写真は助手席から撮影

また、カメラの性能はあまり高くないと思う。車線の判定にタイムラグあるし、夜間の歩行者は見えていない。ということで総合性能は、日産プロパイロットとベンツCクラスの中間くらいだと考えて良かろう。現時点で最も高い性能持つS90/V90を100点とすれば80点で余裕の合格です。

気になる自動ブレーキ性能は、停止している車両に対し50km/hノーブレーキで接近し、自動停止出来るレベル。思っていたより上等のシステムでした。ちなみに同じシステムがBMWのどのモデルに採用されてるかについちゃ依然判りません。以上、新型5シリーズです。

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