ラリーカーも帰国

ラリーカーは21日にタイを出て12月29日の入港していた。『日新』という大手の運送会社に頼んでいたこともあり、超順調。正月休みを挟んで本日通関です。しかし! 私のコンテナは「開けて検査することになりました」と、昨日になって突如言われる。開けるかどうかは税関が決めるのだそうだ。

聞いてみたら明らかにイレギュラーだという。空港の税関にも言えるコトながら、今や水際でのチェックなど不可能。東京税関の管轄だけで1日1万本以上のコンテナが入ってくるため、全て開けての検査など出来ない。密輸関係に詳しいメディアの知人に聞いてみたら、タレコミやGメンの情報で摘発するのが元も効率的とのこと。

今や世界的に税関はスルーの方向。海外旅行に行った人なら御存知だと思うけれど、税関で荷物検査受けることなどありません。なのに私のコンテナは開けるという。もしかして黄昏野郎が税関にタレ込んだのかもしれない。ちなみに本日通関する1万本以上のコンテナのウチ、開けて検査するのは5本程度だという。

つまり私は麻薬やピストルを持ち込むクソ野郎だと疑われたワケ。そういった情報を真に受ける東京税関もアンポンタンだ。とはいえ拒否することなど出来ない。思う存分チェックしてもらう。カルネで持ち出したモノをタイに残してきたら、タイで税金を取られてる。よって超厳密に壊れた部品まで持って帰ってきてます。

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日新のヤードでデバン作業

当然のことながらやましいことなど皆無。全く問題なく通関は終了。14時にデバン(運送業界用語。コンテナから荷物を出すこと)も終わり、仮ナンバー付け乗って帰ってきました。キズや凹みなども無し。タイで別れたまんま、でございます。エンジンはセル一発。スバルのエンジン、丈夫だ。

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最終戦が終わった状態のまま戻ってきた

いずれにしろ本格的にメインテナンスしなければならないので、明日は山梨県の小澤ガレージまで運ぶ予定。今シーズンどうしましょうか? 予算さえ確保出来たならヨメも説得できるので、なんかやりたいと思うのだけれど‥‥。

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3 Responses to “ラリーカーも帰国”

  1. あんじー より:

    先回は失業中のため、何も出来ませんでしたが、今回は多額のカンパは出来ませんが、給金は大幅に下がりましたが。こずかいは小額ながら確保できたので応援したいです。カンパを、是非募ってください。
    応援したい人は沢山いると思います。

  2. ビッケ より:

    私も最初に読んだ瞬間、黄昏さんの仕業かと思いました。
    酷いことしますな。
    タニマチは、伯父さんで懲りていて印象悪いのでスポンサーなら協力します。

  3. 通関業者 より:

    タイラリー総合チャンピオンおめでとうございます。
    地方港の通関業者ですが当社の場合2010年は
    1400件の輸入申告に対し税関検査は73件でした。
    確率は5%でした。
    (申告件数でありコンテナ本数ではありません)
    内10件は全量出バン検査といいコンテナ内の全ての
    貨物を取り出しての検査でした。
    他の63件はコンテナの扉を開けて数個の貨物を
    検査する方法でした。
    東京港等の主要港にはコンテナをシャーシに
    載せたままX線でコンテナの中身を調べる設備が
    あるのでコンテナの扉を開けての検査は地方港より少ないと思います。
    特に関税、消費税の減免税を適用する申告は検査に
    かかる頻度が高くなる傾向です。
    税関サイドからすれば社会悪物品の持ち込みの
    可能性というよりは、日本から持ち出した物と
    タイから持ち帰った物の現物確認という意味合いが
    強いと思います。(車台番号の確認等)

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