何とゼッケン1

朝からガレージでメンテナンス。WRCで言えば1日分のSSだったにもかかわらず、けっこうな不具合が出てしまった。本来なら1日目夜に行われる40分のサービスで修理しなくちゃならないのだけれど、時間を掛けられます。ということで不具合のあった場所と、原因をチェック&対応していく。

1)パワステのホース抜け> 抜けた場所の補強。

2)ステアリングのガタ> 4)の原因にもなっていたのだけれど、ステアリングシャフトがバルクヘッドを貫通しているブブンについているブッシュの不具合。まぁヘルニアみたいになってしまった。元の位置に戻したら直った。

3)ハンドルが右を向いてしまっている> サスペンションの取り付けブブンのズレ。現地でアライメントをチェックしながら修正。

4)ステアリングコラムがぐ〜らぐ
らする> 前述の通り解決。

5)シートレールのガタ> 何と! レールが折れており溶接。

6)アンチラグ入れた時にエンジン回転が落ちてしまう> 日本に問い合わせてみたら、最初からそういう設定だという。う〜ん。タイに持ってくるまではスイッチ入れると2千回転まであがったのに。「カン違いでしょう」と言われてしまう。壊れなければいいか。

小沢さんの作業は手伝うことも出来ないし、26日売り号の締め切りがあるので原稿書き。ラリー始まるギリギリまで仕事があるのは嬉しいこと。時間通り15時にペチャブリ行きのローダーが到着。ラリー車を積み込み、後ろに付いていく。ペチャブリまでは約140km。2時間の距離でございます。

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なぜに京都ナンバー?

ペチャブリのヘッドクォーターはタイに多い「新築の時はキレイだったろうなぁ」と思わせるクタびれたホテル。すでにコ・ドラのヨーンさんが到着している。「クニサワさん。ゼッケン1番!」。ありゃま! 今回は昨年までのチャンピオンであるウィッタヤ選手(エボ9)が出ているし、マリーニ選手も出てる。3番かと思ってたのに。

ラリーのゼッケン、主催者の「早さの読み」によって決まる。WRCジャパンの時なんか95番ですから。ただ昨年までのチャンピオンをさしおいて1番は重い。ちなみにマリーニ選手が3番。前回2番を付けていたミーチャイ選手はタイ争乱でサイアムパラゴンが被害にあったので出場していない。

嬉しいことに仕事がまだ残ってます。日本に電話してコメントしたり、夜中まで原稿書きしたり。とりあえずケツカッチンの雑誌は全て終了。ネットの原稿は残してしまいました。こうなれば明日も原稿書きです。

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タイはいろんな場所にワンコがいて驚く

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3 Responses to “何とゼッケン1”

  1. kanbutan より:

     御大、心おきなく大暴れして来て下さい。 NO.1は流石に重いですね! 超ご機嫌なレポート、期待してます。 土産話が楽しみです。でも毎日、短距離決選が続くラリーって考えてみたら電気自動車向けのレースですね。

  2. トナカイ より:

    ラリー参戦記、読んでるだけでワクワクしてます。安全運転でとばしてください[E:sign03]こちらはワールドカップ日本戦真っ最中、街に車が人がみあたらない(-.-;)深夜の交通量なみかと。

  3. 粉男 より:

    2勝目期待して[E:one]ます。

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