WRX S4シェイクダウン終了!(5日)

長い時間掛かりました。やっとWRX S4のシェイクダウンが終了であります。本来なら2月くらいから作業に取りかかり、ミライの前に終了している計画だったものの、納車が4月になってしまいバッティング。加えて作業に入ってみたら、ミライ以上の難しさだったりして。なんせWRX STI用の競技用パーツを取り寄せてみたら、ほとんど合わない! S4、限りなくレヴォーグに近いのであります。

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リストリクター(吸気制限)も既製品が存在しないため、喜多見さんが図面引いて一品製作。グラベル走行用に15インチタイヤ履けるようにとブレーキを探したら、これまたディスクとキャリパーだけでなく広範な部品も交換しなければダメ。そもそも電動ブレーキなので、手動のサイドブレーキまで取り付けなければならぬ。WRX STIでラリー車を作っていれば、凄く簡単でした。

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さらにWRX STIまでの電気系とエンジン配管が全く異なる。スバルのスペシャリストに電気系をお願いしたのだけれど、同じ形状のカプラーあり(全く問題なくささる)、このミスのため5日間エンジン始動できず富山のラリーを断念することになった。さらに別種の手違いでエンジンブロー。載せ替えを余儀なくされてしまう。これが天中殺の最中の起きた痛い痛い大出費でございます。

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超順調に仕上がったミライと正反対だ。とは言え難産の子も可愛い。加えて乗ってみると、直噴ターボ+CVTはやっぱり新しいです。シェイクダウンとして新城ラリーのレッキを選んだのだけれど、全日本ラリーのコースでもポテシャルの高さを感じさせた。ただいくつかの改良ポイントを発見。今年無理してタイに持って行ったら苦労したかもしれません。シーズンオフに仕上げたいと思う。

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来シーズンはTRDラリーチャレンジで筆おろしを行い、スケジュール合えば全日本のオープンクラスで腕試しした後、マレーシアとインドネシア、タイの3カ国で行われるトライネーションズカップに出る予定。マレーシアの表彰台で解決ハリマオを歌うのが次の夢でございます(若い人は解らないかと)。S4のポテンシャル、皆さん考えているより高いと思う。長丁場のラリーほど強みを発揮しそう。

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夕方、ミライ君が長い旅からやっと落ち着ける我が家に帰ってきました。WRCドイツと厳しい全日本ラリーを走って無傷(ドイツで擦ったバンパーは交換しました)。とってもキレイな状態ながら、明日は洗車&ワックス掛けてあげようと思う。こいつを街乗り用として使うのも楽しい。でも今日乗ってみたら、驚くほど目立つ。安全運転のお手本のような走りをしなくちゃなりません。

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