電気自動車、買うのはいつよ?(22日)

電気自動車は間違いなく「話題のプチバブル」にあると考える。というか過度な期待を持ちすぎていると思う。ここにきてハッキリ解ったのは、普及させようとすれば「リーフ級のボディに60kWhの電池を乗せ、ハイブリット車と同じ価格で販売出来るようになった時」になるだろう。

リーフより小さいクルマでも極端に電費が良くなるワケじゃない。だったらリーフやゴルフ級のクルマで少し高い値段を付けるべきだ。まぁ270万円といったあたりが普及するかどうかの「見極め」になる。ちなみに60kWh積んでいれば、電池の劣化による航続距離の減少は気にならないレベル。

問題はいつになるか、だ。来年日産から60kWh搭載モデルが出てくるけれど、補助金含めて270万円に収まってくれば、その時から私も諸手を挙げてプッシュしたい。間違いなくハイブリッド車やディーゼル車より車両価格+エネルギーコストは安くなるし、実用航続距離も400kmと十分。

日産がダメなら次の世代の電池ということになります。トヨタは全固体電池を2023年くらいに発売したいと言っている。全固体電池なら「エイやっ!」で言ってリチウムイオンの3分の2くらいの大きさ&重さ感になり、急速充電は10分を切ると期待していい。このタイミングが普及時期になる?

ただ普及始まれば、けっこうイッキになろう。当然ながら電池価格も下がるからだ。リーフ級のクルマと並んで有望なのは軽トラックに代表される軽自動車。すでに地方のガソリンスタンド不足は決定的になってきた。電池の価格下がっていくと、軽自動車などは電気自動車の方が使い方にあっている。

軽トラックなどは構造的に電池を搭載するスペースを確保しやすい。荷台の下などガラガラですから。電池搭載量だって15kWhもあれば十分。繰り返しになるが、ガソリンスタンドに行かなくてもイイことは圧倒的な魅力なってくること間違いなし。これまた2023年くらいになるか?

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