マツダの販売、5月40,8%ダウン。6月45,6%ダウン!(4日)
6月のメーカー別登録台数が発表された。新車投入による増減あるものの、マツダの前年同月比54,4%は根っ子が深いかもしれません。先月も59,2%という状況。1メーカー限定のこんな激しい落ち込み、見たことが無い。何度か書いている通り、マツダの販売台数ずっと低迷しており、今年の累計でも74,7%である。人気あるメーカーなのにはぜ売れないか?
外部から見れば売れない理由など簡単に解ることだし、この件についちゃマツダの役員に何度も何度も話をした。おそらく経営陣も認識していることだろう。でもね。ガンコです。武士は食わねど高楊枝精神で行こうとしてるのだった。私と同じで商売下手路線を歩もうってか? もう少し利益上げてからでいいんじゃないかと。ボルボやポルシェだってもう少し上手だ。
ディーゼルのススについては午後に。
テスラの自動運転中の事故について様々な情報が流れている。驚くべきは「トレーラーと地面の隙間を人工頭脳が通れると判断した」という報道。テスラに人工頭脳が採用されていると思っているらしい。まぁ多少の学習機能持つPCを人工頭脳と解釈するならハズレじゃないですけど。ここにきて「ドライバーはDVDを見ていた」という話も。事故時にDVDが流れていたそうな。
乗員が亡くなるほどの衝撃を受けてDVDが回っているか解らないけれど、全体としてはドライバーの責任を追求する方向。そんな中、テスラの自動ブレーキについて身を張った試験をやった人がアメリカで話題になっているそうな。どれどれ、と見に行く。3分42秒あたりから、ヒトがクルマの前に出てます。テスラは警告出すだけでブレーキ制御を行わず。
これを見た人達は「スゴイ度胸だ!」と評価してるけど、そんなこととっくにやってる! しかも逃げ腰だし、ドライバーも最初から避けようとしてる。根性無しです! 日本人をナメるな、と言いたい。ということでリンクを貼っておいた。いずれにしろテスラの自動運転&自動ブレーキ機能は、ゲームだと思って付き合えば良い。イノチを掛けられるほどの信頼性無いです。
自動運転も自動ブレーキも、機械に期待し過ぎてはならないと思う。けれど人間よりずっと優れたブブンも持っている。目標の立て方さえ間違えなければ、素晴らしい相棒になってくれることだろう。といったことを考えれば、人間がミスを起こしやすい渋滞時の自動運転から入ろうとする自動車メーカーは健全だ。テスラの高速道路自動運転は、常時監視の上でどうぞ。
<おすすめ記事>