特高警察と同じ
先日取り上げた車間距離不保持違反の厳罰化は、自民党政権時代の内閣の閣議によって決まったもの。車間距離の基準は、100km/hの時に100m
となってます。つまりそれより短ければ、全て取り締まりの対象となってしまうワケ。これ、何を意味するか? 全員捕まる可能性あるということ。
全く同じ状況にあるのが速度違反。これまた絶対守れない速度を設定。最高裁の裁判官を乗せたクルマだって速度違反をしている。警察は国民に対し、いつでも
「おいこらキサマ!」と言える根拠を持っておきたいということなんだと思う。我が国の戦時中に存在した特高警察や、北朝鮮の官憲のやりかたと根っこは全く
同じこと。
一方、どんなオタンコな法律であっても、存在することにより、そいつを守れば何をやってもいいだろ、と主張する輩が出てくる。久々、休日に高速道路を走ったら追い越し車線をチンタラ走るドライバーの多さに驚いた。この手のドライバー、ムカシなら爺さんかおばさん、初心者だったものの、最近は30歳前後の男性が多い。
KY運転をする輩に聞けば「制限速度は
100km/hでしょ?」とシラッとした顔で答えるだろう(現実的にはそのクルマのメーターの速度であり、実車速にすれば92km/hくらいですけど)。
文頭に戻る。こういった法規、自民党政権時代は、役人の主導権によって勝手に決められて来たもの。逆に考えると是正可能だという事です。
民主党政権の中に、道交法を見直す部会が出来たなら、きっと安全で快適な交通環境を作り出せると思う。民主党議員と親しい読者諸兄がおられたら、ぜひ研究チームを作るよう、励まして欲しいです。快適かつ安全に走れるようにする方法はいくらでもある。
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いつも読ませて頂いてます。
高速道路は最高速度区間でも100km/hなのは十分承知だと思います。確かにKY走行している人は居ますが全ての車がGPSを装着しているわけではないです。8割以上は自車のSPメーターに依存して走行していると思います。仕方ない事実ですが皆が皆車に詳しくはないのです。
それを30代男性に多いって言うのは偏見ですね。
50代 60代男性にノロノロや速度超過が多いのも事実ではないでしょうか?個人のブログですので自由ではありますが私の書き込みに対する考えをブログに載せて頂けたら幸いです。宜しくお願いします。
警察庁の平成20年の高速道路における交通違反の取締状況をみますと、車間距離不保持違反は1.7%、追い越し車線走行している通行帯違反は13.1%です。
今回の車間距離不保持違反の厳罰化は、違反を減らす目的ではなく、取締りを強化する目的なのは明らかです。
目に余るケースが多いのか暴走族対策なのでしょうか。
追い越し車線をチンタラ走る運転については、知らない人も多いと思いますので、警察も周知する事に力をいれてほしいです。
卵が先かニワトリが先か…的な感じですが、社会全体的に常識が欠如してるように感じますね。
モンスターペアレントも同じような発想から生まれたのかも知れませんね。
車間距離の罰則は煽られて腹が立った警察官僚辺りが作った法案だったりして。