EVフェスティバル
日本人の気持ちの切り替えは早い。今回のモーターショーを見ていると、環境技術を取り入れたクルマの人気の高さに驚く。三菱自動車のブースなど、押すな押すなという状態。i-MiEVやステラEVの試乗車の人気も凄かったりして。この嗅覚の鋭さが、日本最大の武器かもしれません。
ただ大入りのため十分に見られないし、説明員の数も圧倒的に不足気味。もしEVなどの環境技術に興味あれば、11月3日に筑波サーキット2000で開催される『EVフェスティバル』などいかがだろう? こちらはゆっくり見られ、説明員からもたっぷり話を聞けます。また、全開で走るEVの速さに驚くんじゃなかろうか。
それだけでなく試乗まで出て来てしまう。iーMiEVはもちろん、世界最先端のバッテリーを搭載する日産リーフの先行試作車(ボディはティーダ型)、プレマシーの水素ハイブリッドまで用意されてます。メインスタンドの入場は無料で、試乗会が行われているパドックのみ入場券1500円(小・中学生500円)。
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こんばんは。いつも楽しく勉強させていただいております。
モーターショーへいきました。完成車メーカーだけでなく部品メーカーもエコエコ大合唱でした。ボッシュや日立はEV・HEVのインバーターを展示していました。
完成車メーカーのエコカーはすべて市販直前の車だというところがすごいです。i-MIEV、リーフ、プリウス、i-stop、クリーンディーゼルなど。ヘンなことを考えてみれば、外国車メーカーは、これに太刀打ちできるネタがないから来なかったのではないかと思います。メルセデスはSクラスでハイブリッドを出しましたが、これはレクサスにもあります。VWも将来市販可能だといっていますが、コンセプトカーです。日本車と比べられて「本当に市販できるの?」といわれたら応えられない。それともまたまた日本に技術をパクられるのが怖いのか。だから日本に来なかったのです!
さて、できるならアメリカや中国でなく、これから発展していくであろう国に先回りして技術援助でもしたらいかがでしょうかね。中国やアメリカは自国でやっていけそうだし、むしろ消耗戦になりそうです。
それならかつてインドに進出したスズキのように、アフリカや中東あたりにエコな車を輸出してみたらどうかと思います。マルチ・スズキは2010年まで2代目アルトベース車を作るそうです。その後釜がAスター。スズキのブースでは「Kizashi」が床置きでさわりまくりなのに、最上段には初代アルトとアルトコンセプトが祭ってあて、ひざが折れてしまいました。日本メーカーはプラグインHEVも作れるのだから、石油はあるけどお金がない国に協力したら、声だけの「CO2削減25%」より感謝される気がしました。