独立行政法人は廃止せよ
民主党は来年度予算の削減に苦しんでいるようだけれど、無駄使いの温床になっている「独立行政法人」に代表される役人の天下り先を潰していくしかないと思う。例えば『自動車事故対策機構』。ほとんど役立っていないだろうことは、Webサイトの閲覧数を見ても解る(こんな感じです)。
この団体、クルマの衝突評価などをやっているのだけれど、何度か書いて来た通り、ず〜っと同じ内容のテストを続けてます。「何年か毎に衝突形態を変えたり国交省と違う内容したらいいだろ」と国交省から出向してる担当者に言ったが、そんな意見など全く無視。結果、今や横並びの結果になってしまい、☆6個続出。
もはや参考にならず。
その他『交通安全環境研究所』や『自動車検査法人』
なども、他の機関や業務と重なっている部分が多く、別組織として必要と思えぬ。私の場合、自動車が専門分野なので不要だと解るものの、他のジャンルでも
「なんだそれ?」が多いハズ。それぞれ、どんな調査結果でも出す「御用学者」を抱えており、好き勝手に動いてるんだろう。
自民党政権続く中、役人は膨大な「無駄使いのシステム」を作り上げて来た。おそらく土建関連予算も、4分の1は「ピラミッドのような役立たず」か「穴を掘って埋める」ような使われ方をしていると思う。ここに切り込めなければ、抜本的な改革は無理。まずは自動車事故対策機構をどう処遇するか注目してます。放置なら望み薄。
<おすすめ記事>
私には交通安全協会が自動車事故対策機構と重なって見えます。
こんな活動をやってます、というパンフレットを見ても、もっと他のことに使ってもいいんじゃないの?と思ったり。例えばチラシや看板を作るより、ミラーを増設する方がずっといいです。相手が警察関係の組織ですから、更新時に払わないと断るのも勇気が要りますし。
交通安全協会については、私は免許取得時から一貫して払ってません。
運転免許センターの担当警察官が講堂での説明で「あくまでも任意です。自分の意思で決めてください。」と強調してましたので。
普通なら「どうかよろしく」くらい言うのかと思いますが…。
内部者からも協力を得られないというのなら、やはり存在意義が薄いのでしょう。