電気自動車で遠出修行
ECOカーアジアでリンクしている『ともおさん』のブログを見て「時代は変わった」とシミジミ感じた。本来ならこういった情報、自動車雑誌などで読むモノだった。されど未だ自動車専門メディアを含め、情報無し。というか取材出来ていない。加えて試乗会が行われている段階では「充電しながら長い距離を移動する」という使い方は難しい。試乗レポート&走行可能距離のチェックくらかいか?
ドライブ日記については『ともおさん』のブログを見て欲しいけれど、いくつか「そうなのか!」と驚いたことがあるので紹介しておきたい。まず急速充電時間。保土ヶ谷PAの急速充電器を使ったら40分という表示が出たとある。ここに設置された急速充電器は、おそらく普通の30分タイプ。加えてフルに使い切った状態じゃないだろうから、普通なら20分くらいでおかしくない。
・保土ヶ谷PAの急速充電器
続いて横須賀PAで急速充電をしているが、ここでは40分以上掛かっても充電完了とならなかったらしい。やはり通常タイプの急速充電器だから、本来ならバッテリー残量無い状態から30分で80%になるハズ。3カ所目の急速充電となった鎌倉市役所は充電カプラー差し込んだら59分と出たという。1カ所だけなら「急速充電器との相性でも悪いのか?」と思えるけれど‥‥。
御存知の通り急速充電時にエアコン使って強制的に電池を冷やすi-MiEVと違い、リーフは自然冷却。そのあたりに原因あるのだろうか? 1台で充電に1時間掛かると、7時から21時まで14時間稼働しても14台しか扱えない。40分でも21台。みなさん20分くらいで譲り合えばもっと多くの台数をこなせるけれど、40分の権利を主張する人が多いと予想します。食事に行く人もいるだろうし。
現時点では電気自動車の数が少ないため大きな問題となっていない。ただリーフの台数増えるにしたがって急速充電器の利用状況は極めて厳しくなると考えていいだろう。保土ヶ谷PAで1台充電中。1台待っていれば、それだけで最低40分。さらに自分の40分を入れると1時間20分待ち。かといって電気無くなれば”デンコ”しちゃうし。急速充電器、圧倒的に足りないと覚悟すべき。
もう一つ「やっぱり」と思ったのが多人数乗車時の窓ガラスのくもり。寒いのはガマン出来る。されど窓ガラスの曇りとなれば安全性に問題出てくる。これまた多くて2人乗りで取材する自動車雑誌だと当面出てこない情報かと。やむをえずエアコンを入れなければダメ。多人数乗車時も走行可能距離は減るという認識も持たないとならないだろう。(
<おすすめ記事>
先日東北自動車道で習志野ナンバーのリーフを見ました。窓ガラス曇ってましたね。
那須のあたりで東京方面に向かっていたのですが無事たどりつけたか心配に。あのあたりだと往復は無理でしょう。高速道路なのでスピードを出せば出すほど走行可能距離が短くなります。
目的地に充電設備は必須ですね。
ともおさんのブログ、とってもハートウオーミングな内容でした。
リーフはそのハードの未熟さゆえに家族の会話の中心になっていますね。
昔、先々代セレナのCMを見て「ほなセレナ買わんでもレンタカーでええやろ」とツッコミ入れましたが、リーフは自虐的な意味では無く「モノこそ思い出」のフレーズがピッタリだと思います。(むしろ先々代セレナのCMの方が自虐的でした)
2月13日に、つくば市の東大通りで青いリーフ、筑波山に登る道路で黒いリーフ、一日に2台目撃しました。
リーフを見かけたのは初めてでしたし、短時間で2台 見かけたので、そろそろ注文したオーナーの方々に届き始めたのかな。と思いました。
http://clicccar.com/
というサイトで、i-MiEVの東京〜大阪間ドライブレポートをやっています。けっこうおもしろいですよ。
トヨタ・ホンダのようにEVはコミューターからにするはずなのに、サブミィアムな3ナンバーリーフで最初から突っ走たのは、ゴーンを止められる語学力と説得力が日産にはいないのでしょう。でもそのおかげでEVだけでなくプラグインHVが本来より5年以上早く普及するでしょう。ゴーンはインターネットインフラの孫正義です。
横浜市内の職場にプラグインステラとリーフがあり、最近ちょくちょく乗るようにしています。職場にもCHAdeMOの急速充電器が配備されました。
ステラ⇒市内でもちょっと遠いと厳しい。
リーフ⇒目的地に充電器があれば、なんとか県内往復は可能かな?
という感じです。
ステラもリーフも、お客様先でのウケは抜群ですね。
特に自動車業界を訪問すると、無関係な方までもが見に来てくれます(笑)。
時代は変わったなぁ、と感じる瞬間です。
実際に動き出すと、いろいろ弊害が出てくるんでしょうね。
チェック&エラーで進むしかないんでしょうね。
岐阜のEVメーカーゼロスポーツ社が倒産しました。
負債は11億円。
理由は日本郵便から納期遅れによるコンバーションEV車の契約解除により、資金繰りが悪化したそうです。