リーフの納車遅れ
ここにきて「リーフの納車がうまく行ってないのでは?」という話を聞く。大量にキャンセル出ている、というウワサも流れてます。確かめる術はなかったのだけれど、いくつかの興味深い情報を得たので紹介しておきたい。まず「確かにおかしいですね」と思えてならない私のケースから。
1月下旬の段階では「2月13日のラインオフになります。20日くらいの納車だと思います」。その後、状況が怪しくなる。2月上旬に
書類の件で連絡を取ると「2月下旬に納車出来ます」。さらに2月26日に「納車は3月8日あたりで‥‥」。そもそも登録はいつになるのか、と聞くと「終わってます」。
じゃ車検証はあるのかと問うてみたら「あります」。ETC車載器を買うべくコピーを持ってきてもらうと、ありゃま! 2月15日に登録済み。つまりクルマは工場から東京のどこかに運ばれており、ナンバー付いた状態で置いてあるということです。それがどうして3月8日の納車になるのだろうか?
また、驚いたことに日産の国内販売部門が構築した「2段階にわたる事前予約制度」をカンペキにすっ飛ばし、1月中旬にディーラーへ飛び込みで行った人がリーフを契約(その場でカラーや工場オプションも自由に選べたというのでキャンセル車じゃありません)。2月27日に納車となったケースもある。
いずれにしろキャンセルがたくさん出ている模様。ちなみに私は6千台という事前予約ワク終了直後に予約。「キャ
ンセル待ちの受付になります」と言われた。ところが東京都内で3番目の規模を持つ日産プリンス荻窪店で納車リストの1番目らしい。う〜ん。どうなっているのかサッパリ解らん。
ディーラーじゃ解らないだろうから違うルートから取材してみて「なるほど!」。プリンス荻窪店が受けた予約は9台。
ウチ1台は完全なイタズラで連絡すら取れなかったらしい。そして4台キャンセル(個別情報は調べられず)。したがって私より前に事前予約した人は全てキャ
ンセルしたということ。
買ったのは私より後に注文した人です。1月中旬に契約し、2月27日納車という流れも納得出来る。もう一つ驚いた。私のリーフの車体番号は3100番(どうせ納期が遅いなら仕上がりレベル良くなってる5000番くらいにして欲しかった)。2月13日時点で3000台を作っていると言うこと。
1月までの納車約1000台。そして2月13日に3100台である。本格生産開始は1月20日頃か。すでに月産5000台というフル生産に入っていることは間違いない。日本向けリーフの台数である6000台は楽々生産出来そう。よって「売れたリーフ」は2月に登録されると考えていいだろう。
以上、情報を並べただけになってしまった。まとめよう。事前予約した人の登録は2月10日くらいまでに済んでいると考えていい。そこから2月20日くらいまでが「キャンセル待ち事前予約」の登録。続いて事前予約しないで2月8日までに注文した人といった具合(この日が補助金の締め切り)。
ここから大雑把な推測になります。事前予約の6千台のキャンセル率は60%を越えていると考えていい。続く「事前予約のキャンセル待ち」のキャンセルは30%程度か。結果、6千台を大きく割り込み、追加受注を受けたんだと思う。さてさて。2月15日に登録されている私のリーフはいつ納車?
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つい先日、職場のある大分市(県庁所在地)で走るリーフを発見!そして、ついに昨日夕方に大分市のお隣り人口数万の我が街でも走るリーフを発見。多分、個人オーナーだと思われます。早く師匠のとこも納車されるといいですね。
いつも拝見させていただいてます。
リーフの問題は、サポートシステムの情報端末に有るかもしれません。
入力され次第、納車と聞いてます。
納車待ちのリーフがどこに隠されているのか!それを探る方が面白そうですね。(^^;
登録してあるならさっさともってこい!と言ってみていいと思いますが、そんなにキャンセルがあるとは。。。実際に購入した側としては、納車遅れの理由について、はっきりと説明を求める権利がある(ディーラーは説明する義務がある)と思います。
i-MIEVがヤマダ電機で買える様になったとニュースになり、まさかと思いましたが、そこそこ大丈夫そうでした。ブツがあって確かめられたからだと思います。500円でレンタルなどして、日産より力を入れているかと思います。
しかし、そこを飛び越してインターネット販売に行ったリーフは「囲い込み」をしたい様子がみえみえのような気がしました。試乗会も限定だったし。(私はメールマガジンをとっていましたがハズレました。)
私はプリウスを買っていなかったらリーフを買っていた派ですが、冷静に考えてみれば、400万からのクルマをメールマガジンで予約して、ブツを見ないであるいはメディアからの情報もなく契約して・・・となっても、土壇場で「ホントかいな」という人が現れてもおかしくないような気がします。
ゴーン社長がなんて説明するのか聞いてみたいです。
リーフは手に入らないとの前評判でしたが意外と何とかなるかも知れないですね。
EVといえば、クリッカー(三栄書房さんのブログ)には、i-MIEVで東京〜大阪往復1200キロを走破した、壮絶かつ奇想天外な様子が載っていました。
更に、リーフ特集を組んだベストカーへ「行政への提言を兼ねて、一緒にリーフで青森の大間にマグロを食べにいきませんか?」というラブコールを出ていました。
ナンセンスなのは承知の上で、是非とも実現してほしいです。限界の向こうにある真実を知りたいなぁ〜〜。なんて。