電気自動車の運用は?

いらぬ心配ならいいのだけれど若干不安になっていることなど。三菱自動車と日産は電気自動車を被災地の自治体に無償貸与したものの、サービス体制まで提供しているのだろうか? 御存知の通り電気自動車は未だ特殊な扱い方を必要とする。ガソリンエンジンと扱い方が大きく異なります。

リーフは200Vなら出先で電欠すると万事休す。100V電源用の充電器を持っていればいいけれど、その場合、長時間にわたって15Aを消費し続けてしまう。こういった使い勝手の制限がめんどくさいと判断されたなら、ガソリンの供給始まるや稼働率は大幅に下がってしまうことだろう。

もう一つ。タイヤも少し心配している。標準タイヤはサイドウォール極めて薄い低転がりのECOタイヤ。被災地の悪い路面条件に耐えられると思えない。この点、日産には「出来れば丈夫なラリータイヤを履かせてくださいね」と伝えてあるけれど、時間的に間に合ったか不安。i-MiEVも同じ。

雪が降ったらスタッドレスタイヤだって必要。こういった細かいニーズに答えていかないと本当の意味でのバックアップと言えません。中越地震の時は自治体に対しヤマハがスクーターを大量に提供したが、緊急時に全く稼働させられず。私らホンダから借りて持って行ったスクーターはフル稼働でした。

三菱自動車と日産が休み明けに稼働状況をチェックし(電話で問い合わせるのでなく、前置きなしに現場を見に行って欲しい)、もし人員を必要とするならいくらでも対応します。モータースポーツをやっているクルマ好きのチームを1台ずつ担当してもらえば、タイヤの件だってあっという間に解決します。

電気自動車は上手に運用すれば被災地の強力な武器になる。昼間に移動の足となるだけでなく、リーフなら充電中もヒーターを稼働可能。避難所で夜泣きするようなお子さんが居たら、リーフの中で寝かせることも出来ます。以上、「解っている。全く問題ない」というなら凄く嬉しい。

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1 Responses to “電気自動車の運用は?”

  1. lucky より:

    いつも、拝見させていただいてます。
    私のリーフは、電気を食うとの理由で、支援を申し込みした、ボランティア団体、県庁、市役所、全て断れました。
    災害地の・リーフ君の活躍に期待します。
    ちょっと気になる事が有ります。個人の自由ですが?
    日産の外人役員は、いま日本に居るのでしょか?
    私の住むマンションのフランス人は、帰国しました。
    逃げ出す位なら、帰国しないでほしいです。

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