韓国車の脅威増す
読者の方から「アメリカで韓国車が大躍進している」というコメントを貰った。データ見たら(下にリンクしてあります)、
5月の販売台数予想。なるほど現代自動車&起亜自動車はホンダどころかトヨタすら抜いての3位! ただ5月は震災の影響で日本車の生産台数が大幅に減っている。落ちて当然かと。
数字を見るとホンダは昨年同月で21%ダウン。トヨタなんか33%もダウンしてます。GMとフォードがほぼ横ばいだということを考えると、絶対的な米国の自動車販売台数は変わっていない。ホンダやトヨタの落ち込み、間違いなく震災です。というか、むしろ20〜30%程度の減少で済んでいるということに驚く。
注目しなければならないのは、現代自動車&起亜自動車が対前年比で+43%も売れ行きを伸ばしている点にある。しかもインセンティブ(値引きなど販売奨励金)だってホンダより少ない。簡単に言えば「値引きしなくても爆発的なイキオイで”日本車のシェア”を奪いつつ売れている」ということになります。
保守的なアメリカ人から支持されているフォードとGMは日本車のユーザー層を獲れていない、と言う点にも注目すべきだと思う。それくらい日本車のイメージが高かったワケだ。逆に考えるなら、今まで日本車を買っていた「クルマの性能や信頼性にこだわる人達」まで韓国車を選び始めたということになる。
したがって生産状況が元に戻ったら、今度は韓国勢とガチで戦わなくちゃならないということです。当然ながら韓国勢だって引かない。インセンティブを繰り出し
てくることだろう。参考までに書いておくと、オイルショックを機にアメリカ人は日本車の存在を認め、現在に至る。韓国車が同じ段階を迎えている?
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早速お答え頂きありがとうございます!
韓国車の脅威を投稿した者です。
日本の幾人ものモータージャーナリストの方々のサイトやコラムなどを見渡しても、
韓国車の脅威を真剣に訴えているのは未だに国沢さんくらいなのではないでしょうか?
以前に紹介させて頂きましたが、僕は在米17年です。
韓国車など・・・・の時代をよーく知ってます。
いや・・ほんの3年前だって大して評価は変わらなかった。
SUVのサンタフェとスポーティカーのティブロンくらいかな、
少しは面白がられてたのは。
それから時は流れ・・
やはりジェネシスの北米COTYは影響が大きく、
そして何より昨年の、あのソナタショックです。
アメリカの主戦場である中型セダンの歴史を変えた、と言われます。
で・・今年からはシビック・カローラキラーの、あのエラントラ。
でさらにさらに・・糞ボロかったアクセントがめちゃ格好よくなって多分来月?登場します。
(またこれは起亜でも同様。オプティマなんて売れて売れて在庫がありせん)
とにかくここに一人の車好き在米日本人が、韓国車の脅威を肌感覚で感じています!!
日本の人達には、真剣に危機感を抱いて欲しい!!!!
あとアメリカ以外のヒュンダイ情報も少し。
欧州でのトヨタを抜いた事、中国、インド、ロシアでのトップ3に入ってる事。
これらは国沢さんなら当然知ってる事でしょう。
南米の情報はどうでしょうか?
チリでは韓国車天国ですが、
じゃあ欧州車とアメリカ車が覇権を握っている世界第四位の市場であるブラジルでは?
ここでもヒュンダイは昨年トヨタを抜きました。
ちなみにトヨタは最初の国外工場をブラジルに建設しています。
それくらい力を入れていたところです。
それをヒュンダイは、韓国からの輸出のみでトヨタを抜きました。
その驚きを伝える記事はこちらです。
http://www.thetruthaboutcars.com/category/news-blog/brazil-news-blog/
さらにヒュンダイはここに現地工場を建設中です。
つまり・・これからもっとシェアを奪うのは必死。
世界一の市場である中国、二位のアメリカ、四位のブラジル、
さらには発展目覚しいインド、ロシアなどで、
ヒュンダイがトヨタを上回ると言う事実。
(欧州でもそうですが、トヨタもヒュンダイもシェア自体が低いので)
これを脅威と思わないモータージャーナリストが国沢さんしか居ないとは!!
余談ですがアメリカのお隣カナダでもヒュンダイは余裕で昨年からトヨタを抜いています。
これは震災は関係ないですよね。
http://www.goodcarbadcar.net/2011/05/new-vehicle-market-share-by-brand-in_04.html
またオーストラリアでもそうです。これは先月からですが。
これだけヒュンダイが躍進する中で、未だにそれを脅威と思わなければ・・
車メーカーだけでなく、日本という国が沈みます!!
今こそ、真剣に韓国車と向き合う時です!!
ノ・ムヒョンのデザイン教育が今大きな花を咲かせてるという感じです。
当時、なんというピンポイントな方針なんだと思いましたが、システムのデザインという意味も含め、あの言葉を国策として公に発表するということ自体に意味があったんだと思う。
イ・ミョンバクはバッテリー。
一般家庭で蓄電が当たり前になると“すれば”尋常じゃない需要がありますもんね。
デザインが影響しないこういう製品では絶対に負けてはいけないと思います。
欧米人に強烈に説得できる流暢な英語力のある人がプッシュすることも大切なのかな。カタカナ英語じゃなく。
しかも良質な声で。
がんばれ日本。
コメントされてるYKさんの心配に100%共感します。
宮崎県口蹄疫、プリウスブレーキ問題、福島原発事故… 当事者が危機に直面した時の最初の反応は「まさか」、「たいしたことは無い」と過小評価しがちです。心情的には理解できますが、本来はむしろ過大評価をし最悪事態対策を速やかに採るべきで、現代ソナタ、エラントラの脅威に直面した日本メーカーにも同じことが言えます。みな不気味なくらいこの問題に対するコメントを出していませんが、社内では非常事態大勢を取っていると信じましょう。 デザイン、馬力、燃費で負けているのですからこれから出す新モデルは国沢さんの仰る「ダントツ」車でなければ失地回復は望めません。車商売は今や国と国との競争です。日本国内で多くのメーカーがお互いの足の引っ張り合いをしている時ではありません。少しずつその傾向が出てきていますが、各社の得意技を他社にも分け与える国家的見地からの行動を取る時です。やがて日本自動車メーカーは3社に集約されるでしょう。
尚、現代自動車の高級車種が受け入れられるにはまだ相当時間がかかりそうです。カイエン、X-5、ML、LX、911、S-Class、335iが標準車である町に住んでいますが、現代ジェネシスはここ2年でまだ数回しか見たことがありません。言ってみれば「恥ずかしくて乗れない」といったところです。エクウスも見栄の障壁は高いと思います。早い話ベンツやBMW、レクサスが数多く駐車しているロスアンゼルスの高級韓国レストラン「龍水山」にジェネシスを多く見る様にならなければ…
サムソンやLG製品の影響で、北米での韓国車に対する抵抗感は、世代が若くなる程少ないかと。エラントラの成功は将来への継続的な顧客獲得にも、大きな意味を持つのでしょう。
日産やBIG3はHyundai&KIAの影響をモロに受けるかと。ただ、北米でのトヨタやホンダのブランド&技術力とは、未だ差が大きい(特にお得意様の保守層)とも感じます。まずは日産がどのような対抗措置を討つのか、興味深く観ています。
ヒュンダイはアメリカではホンデイと発音して、もろにHマークだからまるでホンダみたいです!
知らないアメリカ人なんかも日本車と韓国車の区別が付かなくて買っているのではないでしょうか?
日本でも実は中国産と知ってガッカリする製品もあるのですが、コーリアがアメリカでは日本よりはるかに嫌われてるのがあるから、日本製品のイメージに成りすましているとしたら由々しき問題です。
日本でヒュンダイと発音する車が、アメリカで ホンダとそっくりの「ホンディ」と発音されるのはご存知でしょうか。
日本の部品を80パーセントほど使っています。
日本車とわざわざ間違えさせるような、コマーシャルを世界中へ流し続けたのは?
最近では海外向けのCMで、トヨタから乗り換えようとか、日本風のCMを流すなんて、韓国企業はマーケティングがうまいですね!そういえば米国のハーゲンダッツもドイツ企業だと錯覚させるマーケティングで成功しましたもんね!日本企業は韓国や米国の先進的なマーケティングを学ばなければいけませんね
「ヒュンダイ」は正確な韓国語の発音だと「ヒョンデ」となるようです。
「ホンダ」と似た発音にしてホンダと勘違いさせてる!という意見をよく目にしますが、発音に関しては「ヒュンダイ」より本国読みに近いし、そもそもアメリカ人もそんなに馬鹿じゃないでしょう 笑
車本来の性能・品質もホンダに負けず劣らずのようですし、もうホンダのマネ云々は空しいだけです。
しっかり現状を認識して次を考えなければ。