オートメッセ、ダイハツに驚く(14日)
オートメッセで一番驚いたのがダイハツ。なんか信じられないくらいはっちゃけちゃってます。行けなかったオートサロンと基本的に同じ出展内容だったというけれど、ウワサ以上でした。「あらま!」なのがイニシャルDのDがダイハツのエンブレムになってるTシャツ。さすがに急ごしらえの商売っけ満々のため売れなかったらしく、860円の激安もってけ価格でした(笑)。
モーターショーでもないのにコンセプトカーを出してきたのが凄い。というか東京モーターショーに出展されていたダイハツ車、すぐコケそうな箱かヒョウタンつぎのようなカッコ悪いコペンばっかりだったので立ち寄りもしなかった。ところがどっこいオートサロン/オートメッセで見たダイハツは違う国のダイハツみたいでしたね。突如クルマ好き路線なのであります。
まぁ後輪の隙間から見えるドラムブレーキで「ダイハツや!」と思いますけど。上のコペンベースのクーペなんかヲジサンでもカッコいいね、と思う。ヒョウタンつぎコペンなんかとっとと止め、コチラにすればいいのに。ホンダS660ベースのクーペもカッコ良いけれど、コペンベースも悪くない。ホイールだってこのくらい大きいといい。ブレーキはディスクに変えて欲しい。
コペンのシューティングブレークもあった。というかダイハツが知っててシューティングブレークを作ったんならクリビツテンギョウだと思ったけれど、車名を見たら正しくコペンローブシューティングブレークだって! イマドキのダイハツにこんな提案する人がいて、しかもコンセプトカーまで作れちゃうということに驚く。ナニかが変わってきたのかもしれません。
トドメだったのがラリータイヤ履いたキャスト。こら間違いなくラリーやってる人がチームにいますね。でなければラリータイヤ履こうなんてアイデア出てくるワケない。今のダイハツの主流派はダメダメだと思っているけれど、トヨタの風が強く吹いてきたら面白いダイハツになるかも。逆にダメダメになってきてるのがスズキ。下はロールケージ組んだアルトワークス。
斜め前方から入力を受けたら簡単に潰れそうな気休め式なのは笑って流す。けれど只でさえ着座高の高いレカロ付きの真横にロールケージ付けるなら、パッドを巻かないとダメ。というか超危険であります。最低限頭が接触する可能性のある場所にパッド巻くのがメーカーの仕事でしょう。おそらくドシロウトが見よう見まねでドロナワ式に作ったクルマだと考える。
トヨタブースに置いてあったミライを見たら245/35の20インチタイヤ履いていた。このサイズだとリム幅が最低で8J必要。現在ミライは7Jまでしか履けない。ということは8J仕様が追加されるということか? だとすると私のミライのラリー車も競技でエコタイヤしか使えない状況じゃなくなる。いずれにしろミライもインチアップくらい出来るようにして欲しいと思います。
最後にトヨタのWRカー。どうやら最新ボディのようだ。まだ走ってないようだけれど、モックアップではない? まだまだ日本にラリー人気は届いておらず、日曜日の午後イチで会場は押すな押すなの状況なのにこの周囲だけガラガラ。モンテ開幕後に行われる来年のオートメッセでどうなるか楽しみ。いずれにしろオートメッセのラリー車はアウェイ感が強いです。
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