一雨5件
東京在住の方からすれば珍しい話じゃないが、地方から来た方のために最近の状況など。雨の日であれば、相当の確率で首都高や高速道路で事故渋滞となる。30年以上前に道路公団の取材をした際、高速道路の事故は「一雨5件」と言われていた。しかしタイヤやクルマの性能向上で激減したという。
されど直近になって雨の日の事故が急増。再び「一雨5件」という状況になりつつある。昨日もクルマで移動していたのだけれど、間違いなく5件以上事故ありま
したね。中には「何でこんな場所でヘンな方を向いてるの?」みたいなケースも。関係者に聞いてみたら、運転の技量が明らかに落ちているという。
事故が起きれば大渋滞
先日も運転暦35年という方に運転の個人教授したのだけれど、意外や意外! ABS稼動するフルブレーキを使えず、横方向のGもクルマ本来の性能のはるか手前で出せなくなってます。クルマに興味の無い若手や、人生の先輩方は事故へのハードルがとても低い。安タイヤも雨の事故増加に一役買っている?
ECOタイヤは評価が難しい。クルマに対する知識を持っている人なら、むしろ安全。私もプリウスに純正より転がり抵抗少ないECOタイヤを履かせているけれど、
雨の日は割り切って速度を抑えて走る。むしろ安全なくらい。けれど何も知らない人が普通のタイヤだと思って走ろうモノなら少しばかり心配だ。
もし御子息が運転免許取ってクルマに乗る、というなら、一度キッチリと緊急回避操作を教えるか、でなければ、アイサイトやボルボ、ベンツEクラスの如く、フルに安全装備が付いているモデルに乗せるか、だ。コストパフォーマンスを考えれば前者だと思う。「ツインリンクもてぎ」なんかおすすめです。
・ECOカーアジアは「2015年。電池価格低下でクルマが変わる」
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最近は明らかにドライバーのレベルが低下していますね。
個人的には特にタクシーのレベルが落ちていると思います、昔はタクシードライバーは運転うまい人が多かったです。
AT専用免許が普及すればこうなるのは解っていたように思いますが。
初心者にはディーゼルのマニュアル車を乗せるべきだと思います。
そうすれば中低速トルクがいかに大事かを理解できると思いますね。
トヨタは好きだけどプリウスの路面感覚がまったく解らないのはどうにかするべきだと思います。
私は田舎に住んでいるので車買い換えたら必ず雨が降ってる日に見通しの良い場所に行って、
前後左右1kmぐらい直線でまったく他の車や歩行者がいないのを確認してからフルブレーキのテストをします。
だって緊急時にどんな挙動をするか解ってないと安心して乗れないでしょう。
ABS標準は良いことだけどキックバックで驚いて踏力を緩めたら意味が無いわけですし。
今履いているタイヤはヨコハマのECOSで所詮エコタイヤですが急ブレーキでもまっすぐきちんと止まります。
メーカーは最低限縦方向のブレーキが効くタイヤを標準装備にして欲しいですね。
もちろんユーザーも値段だけにとらわれずにブレーキ性能を重視して欲しいです。
理想を言えばアイサイトのような装備を標準にすれば良いのでしょうがコストの問題も有るし。
トヨタが頑張ってくれないかな?
ABS、衝突安全ボディ、エアバッグ、トヨタが低価格車のスターレットから標準にしたからこそ普及したわけだし。
確かに、運転技量の話はわかるような気がします。
オヤジも一度、滋賀県の「クレフィール湖東」にて講習を受けましたが技量は無理でも、後の運転中の心構えは多少なりとも変化しました。
教習所で教えていただきたい事が二つあります。
[E:one] 信号待ちや渋滞時に停車するときの車間距離を前車の後ろタイヤが見える範囲で止まる(じゃないと、一台一台がプチ渋滞を作って、前が動かないと自車が進めないので渋滞が長引く)
[E:two] 右カーブの小回りと左カーブの大回りをしないことの大切さ(対向車線や他車線への逸脱の怖さを知る)
国沢さん、機会があれば啓蒙してくださいませ。
オヤジは、事ある毎にやっております。
今も昔も運転免許を取った後は、特段運転の訓練などしない人が大半なので、全体的に技量が上がったり下がったりということが起きるというのは考えにくいのですが、自動車の性能が上がると運転者は下手になったりするのでしょうか。
運転技量の低下もそうですし、何も考えず運転している人も多いと感じています。
台風のニュースを見ていても、溜まった水の箇所へ、『そんな速度で走るか?』というくらい高い速度で走ってる車を見ます。エンジンに対しても問題ですし、歩道へ大量の水が飛んでいる・・・。
技量に対しては車の性能が上がったからでしょうね。
特に静粛性ですかね。
コンパクトカークラスでも100km/h走行なら比較的静かですし、雨天でも飛ばしている車は多いと思います。
巻き添えをくらいたくないですね。
ホンダはずーっとドライビングスクールをしていますね、他のメーカーもしてくれればと思います。
クローズドされた駐車場やミニサーキットでジムカーナやジムカーナの練習会に参加をして見る、自分の車の挙動を知るのは良いことだと思います。
180度や360度などのサイドブレーキを使用するようなコース設定のないジムカーナなんかは車がいかに
”止らない””曲がらない” を低速で安全に体感出来るのになーと思っています。
左コーナーで見通しが悪い時はインに寄らないようにしています、大回り気味ですね。
右コーナーも見えにくい時は大回りをしています。
付いていると任意保険が安くなるので良いですが、選択種としてABS,エアバック、姿勢制御が無い設定やマニュアル車ももう少し出して欲しいような気がします。
技量かあ…ないからなるべく安全な車を選ぶことにします。ドライバーの技量が落ちたのならば昔と今を冷静に比べると、一番大きい違いは駆動方式とタイヤだと思います。昔は普通にFR車がいっぱいありましたが、こと乗用車になるとFFが多い。昔はタイヤの性能が今よりは高性能でなかったがグリップやウエット性能に重点が大きかった走り方もまた今ほどエコを意識しなくハンドル操作にアクセルワーク流れに逆らわない。今はエコだか走り方までエコ?エゴ?だかに重点が大きい。とりあえず違いはかなり大きいですよね。また車の性能が上がり重心が高い乗用車も増え、またかなり重い! サスペンションや車体エンジンマウント、タイヤなど性能が上がっているが物理の法則に逆らってる乗用車が増えてる。技量は駆動方式関係なくFFでもドラテクは上達するとは思いますが、同じ時間パワーほどほどFRに乗ってるのとでは後者の方が、車の色々な挙動を感じるし上手くなると個人的には思います。自分の今の技量は会社にある昔のFRの骨董品のようなブルーバードバンがルーツかな。1日中乗る事もあったし。30万キロ走って廃車になりましたが、乗ってて個人所有のAE86より楽しかったなあ。 FRのリジットサスペンションてなかなかいいですよね? みながみな思わないとは思いますが…。 とにかくFR信仰者では在りませんが、FF車や4WD車は限界が凄いですよね、初めからそうゆういい車だと技量はあがるんですかね?
「物質的に豊かになると精神的に貧困になる」とはよく言われますが、それをまねると「車の性能があがると運転者の技量が下がる」でしょうか。
要はどちらも精神の問題で、他者・周りに対する配慮・気配りが足りなくなって来ている(自己中?)のかも。
最近は、素人だけでなくプロの運転手でもトンネルや夕暮れで大分暗いのにライトを点灯しない人が増えた気がします。自分は見えているかもしれないが、周り(特に対向車)からの発見が遅れ事故になる確率が高まるとは思わないのでしょうね。
方向指示器をださない、後続車がいるのに教習所内のようにノロノロと加速する、街中でまぶしいフォグを点灯させる、車間距離をとらない、見通しの悪いコーナーで平気でセンターラインをオーバー・・・キリがありません。
一言申し上げたく…。
運転の基本はFRから…、とは昔からよく言われています。しかし雪国育ちの私はFFに魅入られました。その犯人はホンダN360です。
やがて免許を取得、4年落ちのシビックRSを購入して私の車歴が始まりましたが、クルマ好きが運よく作用していろんなクルマの本も読みましたので短期間ですがFR車も対応できたと思います(普通に運転するだけなら)。
ただ走行距離はかなり走り込んでいます。趣味はドライブ?と言うくらい走り込んでいます。そしてシティターボⅠ+ピレリP6で結構運転技量を上げたように思います。このシティでもかなり走り込みました。これでブレーキングからのテールスライドも覚えましたし…。
駆動方式もさることながらやはり走り込み(経験)が大事なのではないでしょうか。
小生の最近の「屁の足しにもならない」体験談から。
今月初頭のある日、都内新宿のホテル〜河口湖〜練馬区光が丘のホテルカデンツァ〜自宅とレクサスIS350を走らせた折、光が丘から谷原交差点を経て田無に抜ける「富士街道」(都道8号線「千代田練馬田無線」)を西武池袋線の踏切を抜けて石神井中学前に差し掛かった途端、急に車道が幅員減少して5.9m!!になるのにお気づきでしょうか?
国沢さんは通られたことがあるかわかりませんが、同区間は1960年代以来道幅は変わらず、そこを路線バスは通る、11トントラックは行く、無論一般車も…..と「クルマと名がつくもの」は何でも行き交う、まさしく交通の激戦区です。
そんな石神井付近の富士街道にて、対向車線から2トントラックが40-50km/hで飛んでくるのに度肝を冷やしたと思いきや、今度は西武バス(路線バス)が向かってきて絶妙なハンドルさばきで小生の前にいた4トントラック(ワイド)を交わす→電信柱に阻まれて小生の方に孕んでくる→小生、我がレクサスのミラーを畳む→涼しい顔の路線バス、小生の後ろの大型ダンプ(13トン)とのすれ違いに成功する―この一連の流れは近年まれに見る名人芸として一生忘れません。
練馬区にはこのクラスの都道が多く、中でも当の富士街道は幅員5.9m、民家の軒先に一部突っ込む覚悟で有効な車道幅員を計算しても5.9m+0.3m=6.2mと、大型車ならスレ違いがやっとというものです。そこを巧みなハンドルさばきと反射神経で、お互い離合を成功させる路線バス運転手に大型トラック運転手―彼らこそ真のプロとして、交通社会の規範足りうるものに思えました。
自分のテリトリーの道路もろくに知らないタクシー運転手も後を絶たない中、小生が石神井の都道で遭遇した数件のバス/トラック運転手は交通社会を支え、機械を操る責任感を片時も絶やさず、「本当の意味でクルマが好きな」プロドライバーの逸材に見えますが如何でしょうか。
きっと彼らは幅員6m内外の幹線道路にて、対向車線で「レクサスに傷を付けられるのが怖い」としてミラーを格納しあたふたとハンドルを切って避ける小生を見て内心「何いってんだ、この道は俺たちこそ勝手知っとる!」とせせら笑っているのかも知れませんね(苦笑)。
首都高における事故発生率ですが、ドライ路面の日中に比較して、晴天の夜間は5倍。ウェット路面の日中は5倍。そして、ウェット路面の夜間は25倍の発生率になっています。この事実を知っているので、相当な必要性がない限り、雨の夜に首都高は走らないようにしています。