本日は旅のリポートっす! いざ西域へ!(1日)
日曜日はレース終了後にクルマで羽田空港まで愛知のナンケイ君に送ってもらい、シャワー浴び出発まで溜まった原稿書きに没頭。22時30分初の上海行きANAのB777-300に乗る。偏西風弱いらしく向かい風にジャマされることなく予定より20分ほど早い0時10分に到着。明日の大移動に備え、空港ホテルでバタンQ。このところ早起&遅寝だったせいか、電池切れです。
目的地は孫悟空が暴れまくった西域
ということで本日はAPRC(アジパシ)の取材のため、孫悟空達が活躍した西域のド真ん中に位置するシルクロードの要衝である張掖(ちょうえき。ジャンイェーと発音)まで行く。まず上海空港から西域の入り口であり、孫悟空の出発地点でもある西安まで2時間。西の都という意味の内陸最大の都市でございます。高度を落としていくと、ピラミッドのようなランドマークがいつくも見える!
実際、ピラミッドと思われているのだけれど、詳細が全く解っていないそうな。まぁ西安の近所にあるし始皇帝関連の兵馬俑の発見だって1974年ですから。中国の国内線に乗るのは初めてなのだけれど、スンゴイです! セキュリティチェックの列はスキーブームまっただ中のリフト乗り場の如し! 3基あるリフトに1000人がほとんど統制されずに待っているような状態。
昔リフトに早く乗れた人は当時のテクが通用します! 機内も離陸前にテーブル出す人はいるし、電話してる人もいる。着陸したら停止と同時に立ち上がり通路歩いて前に行く人多数。ローカルルールですから良い悪いじゃなく、スゴイとひたすら思う。西安まではA320。ここで3時間ほど待ち、続いて天津航空という会社のエンブラエル190。三菱MRJのライバルとなる4列シートのリージョナルジェットだ。
ほぼ定刻に離陸。このあたりから積乱雲が多くなり、右や左に避けて飛ぶ。写真のように活発な積乱雲の中に入ると激しい揺れに襲われますから。1時間ほど飛んで蘭州空港着。空港の規模、ずいぶん小さくなりましたね! 日本の場合、東京から飛行機を2本乗り継いだら、もはや離島のような場所。中国はアメリカと同じで、2本乗り継いでも旭川や鹿児島空港以上の規模。
55分のトランジットで最終目的地である張掖到着! 降りると左右を高い山で囲まれた砂漠の回廊。上空から見えるとまさしく西遊記の景色であります! このあたり、標高1500mあるというので涼しいかと思いきや今が一番暑いそうな。着陸前のアナウンスでは38度! しかし降りてみたらもっと高そう。汗すらすぐ乾く熱風です! いやいやどうなる? 厳しい修行の続きは明日です。
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